Facebook、簡易版公式アプリ「Facebook Lite」を低スペックAndroidスマホ向けにリリース
【img via Facebook app by edowoo】
Facebookはここ最近次々と新しいサービスや機能をリリースしている。年末にはエンタープライズ向けの「Facebook at Work」を発表し、先週はリンク先がデマ情報であることを報告できる仕様を追加した。
現在、Facebookがテストしているのは「Facebook Lite」。Facebookの簡易版公式アプリとなっていて、発展途上国などで普及しているような、それほどスペックが高くないスマートフォンでも快適に利用できる仕様になっているそうだ。
アジアやアフリカの一部で週末にリリースされた模様
TechCrunchによると、「Facebook Lite」はバングラディッシュ、ネパール、ナイジェリア、南アフリカ、スーダン、スリランカ、ベトナム、ジンバブエの8ヶ国で週末に掛けてリリースされたと伝えている。リリースはされているもののあくまでもテストしている段階で、各国のユーザー反応を見ているようだ。
「Facebook Lite」はフィーチャーフォン向けクライアントである「Snaptu」をベースにして開発され、Androidスマホ向けにプッシュ通知やカメラ機能へのアクセスを追加したようだ。アプリの容量はたったの1MB。2Gネットワークやそれを下回る通信環境で利用することを想定して作られている。
【img via Google Play】
Facebookが簡易版公式アプリを出した理由は明確だ。今回リリースした地域でFacebookの利用者数が急激に成長していること他ない。
Google Playによると、最後にアップデートされたのは1月20日。既に累計インストール数は10,000DLを突破し、ユーザーレビュー708件中星5つが543件を占め、総合評価も4.6という高評価。
【img via Google Play】
わざわざ別のアプリを開発してリリースするほどだ。Facebookにとって途上国は磨けば磨くほど輝く市場なのかもしれない。
(via TechCrunch)