iOS 14.5、ソフトウェアアップデートをOSとセキュリティで分離か
iOS 15以降、iOS 14用にセキュリティアップデートのみ配信することが可能に
AppleはiOS 14.5以降、ソフトウェアアップデートを、OS部分とセキュリティ部分に分離してアップデート可能にする機能を準備している可能性がある。9to5Macによると、最新のベータ版(iOS 14.5 Beta 4)の「自動アップデート」項目には、「新しいアップデートをダウンロード」と「セキュリティアップデートをインストール」のオプションが追加されているという。
Macではすでに旧OS向けにセキュリティアップデートを提供
iOSアップデートは、これまで柔軟性に欠けていた。従来はセキュリティに関するアップデートがOSのアップデートに含まれている場合、別々に行うことはできない。今後はセキュリティアップデートのみ適用可能になると見られる。
macOSでは、OS部分とセキュリティ部分を別々に管理。最新バージョンはmacOS Big Surだが、macOS Mojaveでも最新のセキュリティアップデートは配信されている。
Appleは、6月に開催が予想されているWWDCで「iOS 15」を正式発表する可能性が高い。iOS 14.5のアップデート機能が正式にリリースされた場合、「iOS 15」の正式リリース後もiOS 14向けにソフトウェアアップデートを配信する可能性がある。
iOS 14.5はマスク着用時でもApple WatchでiPhoneのロック解除が可能になる新機能、デュアルSIMの5G完全対応などのアップデートが確認されている。
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