iOS/iPadOS 17.4などのPublic Betaが配信開始。開発者向けBeta版の新ビルドもリリース
EUユーザーは、アプリのサイドローディングやWebKit以外のブラウザアプリ対応などが利用可能に
Appleは1月31日、「iOS 17.4 Public beta」「iPadOS 17.4 Public beta」をパブリックベータプログラム登録者向けに配信開始した。内容は、10日に配信された開発者向けバージョンと同じと見られる。
また開発者向け「iOS 17.4 Beta」は、新たなビルド番号を配信開始。最新ビルドは「21E5184k」となっている。
iOS 17.4では、EUでアプリのサイドローディングやWebKit以外のブラウザアプリ対応を実現するための各種APIや対応が含まれている。また頭を縦に振る、横に振るなど、新しい絵文字が追加されている。
Emoji 15.1 is to be released in September 2023 and will likely include a Phoenix, a Lime, two shaking heads, and many direction-specific people emojis
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— Emojipedia (@Emojipedia) July 13, 2023
Public Betaとは
Public Betaは、パブリックベータプログラムに登録している人であれば誰でも無料でインストールし、正式リリース前の最新OSを試すことができる。ただし提供目的は正式リリースまでに、1人でも多くのユーザーからのフィードバックにより、完成度を高めること。不具合を発見した場合は、パブリックベータ版インストールと同時に追加される「Feedback」アプリから指摘しよう。
Public Betaインストールの注意点
またパブリックベータ版は、既存の機能が利用できなくなるリスクもある。動作が安定した状態で一般公開されるまで、待つことをおすすめする。
プライベートや仕事用端末にパブリックベータ版をインストールした結果、仮に動作不良が起きたとしても、完全に自己責任だ。自分の意志でインストールすることになるため、不具合が起きてもAppleのサポートは受けることができない。自分で対処できる自信がないのであれば、インストールするべきではない。
試したい場合は、テスト用端末やサブ機など、動作が不安定になったとしても本来の使用目的に支障をきたさないデバイスを選ぼう。
Public Betaをインストールする手順
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