10.5インチiPad、今月中に少量生産を開始か?!正式なリリース時期は不明
IHS MarkitのアナリストRhoda Alexander氏はForbesを通じて10.5インチiPadが今月中に少量生産を開始していると伝えている。
10.5インチ型iPadは9.7インチモデルとほぼ同じ物理サイズになると見られ、より大きいディスプレイを搭載するためホームボタンを廃止すると噂されていた。
当初は今春に他のiPadシリーズと同時に発表されると予想されていたが、結果的に発表されたのは「iPad Air」シリーズの代わりとなる新しい9.7インチ型iPadのみ。他にも「(PRODUCT) RED Special Edition」の登場や新しいApple Watch用バンドの登場がプレスリリースを通じて発表された。
10.5インチ型iPadが発表されるのは4月?WWDC?10月?
10.5インチ型iPadは結局、いつ発表されるのだろうか。
MacRumorsがAppleのサプライチェーン関係者から入手した情報によると、Appleは10インチ規模のiPadが春頃、早ければ4月中に発表されると予想。一方、多くのアナリストは秋頃にリリースされる可能性の方が高いと予想しているとのことで、現状、Alexander氏が言う通り少量規模でしか生産していないのであれば、4月頃に発表される可能性は低そうだ。
Daring FireballのJohn Gruber氏は10月以降になるだろうと指摘。理由は、噂されているiPhoneのハイエンドモデルよりも先に披露することを避けるため、だそうだ。
iPhone 8や「iPhone Edition」と呼ばれているハイエンドモデルはホームボタンを廃止したほぼ全画面ディスプレイを採用するという情報がある。10.5インチ型iPadも同様にホームボタンを廃止すると噂されているため、先に10.5インチモデルが登場してしまった場合、Appleにとっての最優先事業であり主力製品でもあるiPhoneのフラグシップモデルが発表された際にサプライズに欠ける、ということらしい。
個人的にはiPadはハードウェアよりも活かすソフトウェアが良さすぎて大きいiPhoneの領域をまだ脱し切れていないような印象がある。「iOS 11」にiPadの画面サイズを活かす機能が実装されるした場合、少なくとも9月以降に発表された方が良さそうだ。iPhoneの発表イベントでiPadが披露される可能エイは低いことを考えると、昨年MacBook Pro(2016)が発表された時期に10.5インチ型が発表される可能性もありそうだ。