今夏登場予定の「Anker PowerPort Atom III Slim」はバカ売れの予感
薄くてコンパクト、折畳プラグ式搭載で30W出力が可能なUSB充電器なんて売れるに決まってる!
Ankerは6月6日、プレスイベント「Anker Power Conference – ’19 Summer」にて、USB PDポートを1基搭載したUSB充電器「PowerPort Atom III Slim」を発表した。
これは多分売れると思う。しかも、めちゃくちゃ売れると思う。
今年2月、Ankerは4cm四方で30W出力可能なUSB-C充電器「Anker PowerPort Atom PD 1」を発表した。ゴルフボールと変わらないサイズながらも30Wの出力ができることから入荷しても即完売が続いていた。
ただ、「Anker PowerPort Atom PD 1」には欠点がある。それは折畳式プラグを搭載していないこと。持ち運びに若干の不安がある作りとなっていた。
「PowerPort Atom III Slim」は折畳式プラグを搭載し、さらには本体も薄型化され、名刺よりも一回り小さいサイズに。ポケットに余裕で収まる持ち運びしやすいサイズになったのだ!
折畳式プラグ付き!GaN × PowerIQ 3.0で小型化、薄型化に成功
これが「PowerPort Atom III Slim」。本当に小さくてこれが30W出力できると言われても疑ってしまうレベル。
先端部分の30W出力が可能なUSB-Cポートを搭載している。30Wということは、MacBook Air(2018)をフルスピードで充電でき、MacBook Proの13インチモデルであれば、遅いながらも一応充電できなくはない。
「PowerPort Atom III Slim」は、Ankerの独自充電技術である「PowerIQ 3.0」とGaNを組み合わせたことによって実現。サイズは約75 x 46 x16mm。重さは約58g。価格は3,999円となっていて、2019年初に販売予定。
「PowerPort III Mini」という高コスパの選択肢も登場
Ankerの超小型・高出力USB充電器の勢いは止まらない。同時に「PowerPort III Mini」という新製品も登場。
こちらはGaNは採用していないものの、「PowerIQ 3.0」によって同じく最大30Wの出力を実現。「Anker PowerPort Atom PD 1」よりも一回り大きいものの、折畳式プラグを搭載しているため、持ち運びしやすい。
サイズは約51 x 43.6 x 28.6mm。重さは約60g。価格は3,099円となっていて、2019年夏に販売予定。
「Anker PowerPort Atom PD 1」に加え、新発表の「PowerPort Atom III Slim」と「PowerPort III Mini」を並べたところ。
個人的には買うなら「PowerPort Atom III Slim」一択。壁にあるコンセントに挿した時に端子が下向きになり、コンセントに負担が掛かりづらい構造になっている点も魅力の1つ。