iPhone 12 Pro、ケースを付けると片手操作がしづらくなるかも?
角張ったデザインのせいなのか、ケースを付けると今までよりも指が届かない
iPhone 12 Pro用クリアケースを買ってみた。MagSafe用マグネットをあえて露出していくという斬新なスタイルのケースは、すでにネット上で賛否両論あるが、僕はダサさよりももケースを握ったときのサイズ感に焦りを感じた。
思っていたよりも大きかった。iPhone 11 Proとの横幅サイズ差はわずか0.1mmのはずだが、これでは片手操作が厳しいかもしれない。
iPhone 11 Pro用クリアケースのサイズを計測して比較
念のためにケースの横幅を計測した。iPhone 12 Pro用は75.20mmだ。
一方でiPhone 11 Pro用は75.19mm。もはや誤差と言い切ってもいい程度の差しかない。
ところが手に持ったときの感覚は大きく異なる。iPhone 11 Pro用は反対側まで指がすんなりと届く。
iPhone 12 Pro用は届かない。角張ったケースの端が親指と人差指の間に引っかかる。
ケースなしならiPhone 12 Pro Maxもアリか?
iPhoneの横幅は、大きくなればなるほど持ちづらくなる。そのためiPhone 11 ProにはUltra Slim & Light Case DUROを取り付けており、薄さを最小限にしている。計測してみたところ、装着した状態での横幅は73mmだった。
iPhone 12 Proは角ばったデザインと同時に、薄型化している。薄型ケースまたはケースを付けずに使用すれば、iPhone 11 Proと同等またはそれ以上に快適な持ち心地になる可能性がある。
iPhone 12 miniを選べば、多少厚みのあるケースを装着しても手に馴染むサイズにとどまるだろう。iPhoneを落としがちな人は頑丈なケースを選ぶ可能性があるが、iPhone 12やiPhone 12 Proは今までよりも持ちづらく感じる恐れがある。
iPhone 12 mini用のサードパーティ製ケース
iPhone 12 miniは、電池持ちや画面サイズよりもコンパクトさを優先する人にとっては待望のモデル。iPhone 12と全く同じ性能でありながら、シリーズ最安値である点も魅力的だ。
一方で角張ったせいで持ちづらくなるのであれば、iPhone 12 Pro Maxをケース無しで使用する、という振り切った選択肢もありだ。iPhone 12 Pro Maxの幅は、iPhone XS Maxに薄型ケース「Deff Ultra Slim & Light Case DURO」を装着した状態とほぼ同じだった。久しぶりに持ってみると、一度に見れる情報量の多さに感動する。
iPhone 12 mini | iPhone 12 | iPhone 12 Pro | iPhone 12 Pro Max | |
---|---|---|---|---|
高さ | 131.5mm | 146.7mm | 160.8mm | |
幅 | 64.2mm | 71.5mm | 78.1mm | |
厚さ | 7.4mm | 7.4mm | 7.4mm | |
重さ | 133g | 162g | 187g | 226g |
iPhone 12とiPhone 12 Proは、iPhone 11 Proと横幅は同じだが縦幅は増えており、握り位置を買えずに画面全体を操作できない。iPhone 12 Pro Maxでも同じだ。さらにiPhone 12シリーズ最高峰のカメラが手に入る。先行レビューでは、iPhone 12シリーズの広角レンズに対する評価は高いことから、期待が高まる。
シリーズ最高性能のカメラは気になる。常に一眼カメラを持ち歩いていても、iPhoneのカメラは頻繁に使用する。高性能であることに越したことはないが、冷静に振り返ってみるとカメラ以外の機能を使っている時間のほうが圧倒的に長い。
操作性を犠牲にしてまでカメラを重要視する必要があるのか。自宅にいる時間が長くなった今、電池持ちはどれほど重要なのか。動画を見るなら大画面のほうが良いのではないか。逆に小さすぎて窮屈に感じるのではないか。大画面はウィジェットをうまく配置すれば、ホーム画面の操作しづらさは解消できるのではないか。
純正のクリアケースを開封したことが最後だった。僕は、自問自答のループから抜け出せなくなってしまった。iPhone 12およびiPhone 12 Proの実機を見てから、さらに悩むことになりそうだ。
そういう話ではなかったですね。すみません。
そうですか、よかったですね😉
ファーウェイのp20 liteと幅が0.3mmしか広くなってない上、厚みは全く同じなので最近のスマホを扱っている人であればなんの問題も無さそうです。