【レビュー】Ultra Slim & Light Case DURO Special Edition:iPhoneのカメラを完全に覆うケース
薄さ0.7mm、重さは10g!超耐性を誇る特殊繊維のアラミド繊維を採用
iPhone 12 Pro用ケース「Ultra Slim & Light Case DURO Special Edition」は、カメラ部分を完全に覆う超薄型化ケースだ。薄さは0.7mm、重さはわずか10g。ケース素材は、超耐性を誇る特殊繊維のアラミド繊維を採用している。
メーカーよりレビュー用としてサンプルを提供してもらったので、紹介する。
ケースの特徴
Ultra Slim & Light Case DURO Special Editionに使用されているアラミド繊維は、デュポン社のケブラーのものを使用。アラミド繊維とは、軽量、極薄、擦り傷防止、色褪せない、信号干渉しないなどの特徴を持ち、軍用素材、飛行機、宇宙船などでも活用されている。
0.7mmという薄さでありながら、超強度および超耐性を実現している。
重さは10.3g。Ultra Slim & Light Case DURO Special Editionは、iPhone 12 Proに装着するケースで大きく、重くしたくない人に適している。
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ケースの高さはiPhone 12 Proの高さとほとんど同じ。僕はGAURAN製の保護ガラスを使用しているが、装着に影響はなかった。
カメラユニットを完全に覆うデザインが特徴だが、サイドボタンや音量ボタンは覆われていない。
Lightningポートやスピーカーグリルは、覆われている。一見保護力が高くなっているように見えるが、写真のとおりゴミやホコリが溜まりやすい傾向にある。
カメラユニットを覆う仕組みのカラクリと問題点
特徴であるカメラユニットを覆う仕組みだが、仕上がりに不満がある。大前提として、iPhone 12 Proのカメラユニットは突起した3つのレンズと突起しないLEDにフラッシュおよびLIDARセンサーが内蔵されている。
ケースを装着すると、レンズやセンサーの位置は正確にくり抜かれていると確認できる。
しかしレンズとレンズ以外の高低差を埋めるために、メーカーはゴム製リングを取り付けている。ケースに対する粘着力はそれほど高くなく、誤って押してしまうと簡単に位置がずれたり剥がれたりする。一見ナイスアイディアだが、見てのとおりゴミやホコリを吸い付ける。
使用上問題は無いが、LiDARセンサーにホコリが掛かっている様子は多く、そのたびにケースを外して綺麗にする必要がある。本来であれば美しく見えるはずのカメラユニットが、かえって汚れて見えてしまうのは残念だ。
PITAKA製ケースとの比較
PITAKAも、同じくアラミド繊維を使用したケースとして人気がある。以前から愛用しているPITAKA MagEZ Caseと比べてみた。
PITAKA製は左右のボタン以外も、上下が開いたデザイン。四角のフレームにクリップする構造が採用されている。
なおUltra Slim & Light Case DURO Special Editionのカメラが覆われていないバージョンとして、「Ultra Slim & Light Case DURO for iPhone 12 シリーズ」も存在する。PITAKA製と異なり、底面のポートおよびスピーカーグリルが丁寧に覆われている。
Ultra Slim & Light Case DURO Special Edition レビュー
Ultra Slim & Light Case DURO Special Editionは、アラミド繊維の使用により、iPhone 12 Proのデザインを損なわずに保護力を確保できる。「超極薄」を謳うiPhoneケースより優れている。カメラを完全に覆うデザインは、iPhoneの本体カラーに左右されずに一体感が増す。
欲を言えば、カメラの高低差を埋めるための構造はもう少しこだわってほしかった。例えばiPhone 12シリーズ用が未だに完成しないMYNUSは、突起したカメラを持つiPhone 11 Pro用ケースでも内側が洗練されている。指で押すと取れてしまうようなゴムは使用されていない。アラミド繊維の原価が高いと予想しているが、MYNUSよりも高い価格を設定している以上、目に見えない場所にもこだわってほしかった。
僕のような細かいことが気になる人は、カメラユニットが覆われていないUltra Slim & Light Case DURO for iPhone 12 シリーズ、PITAKAのMagEZ CaseやAir Case(専用アクセサリー用マグネット内蔵の有無が違い)を選んだほうが良いだろう。
この割り切りはMYNUSのコンセプトともマッチしていると思うので仕方ないと思いますね
かなり早い段階で「販売しない」宣言していたので悩まずに済んだのも良かったと思います
(ただ、Pro Maxユーザーとしては。。。やっぱり気になりますね(笑))
そこはメーカーとして採算取れるかどうかもあると思いますし、割り切りですね笑 仕方なし!
MYNUSのケースはシンプルなデザインで好きなんだけど、「iPhone12 Pro Maxのケースは販売しない」って宣言しちゃってるからなぁ
Pro Maxユーザーとしては残念。。。
段差について書くの忘れたー!!!それも勿体ないですよね。もうこの手のケースはMYNUSしか実現できないんだろうな……
MYNUSはカメラの出っ張り自体をなくしているのも好印象ですね(問題は12シリーズ用がいまだに出てないということですが)。DURO Special Editionも去年まではそうだったんですが今回は段差が残るので残念です。