Appleが2024年に販売終了した4つの製品
iPad 9、SuperDrive、FineWovenケース、Powerbeats Pro
2024年の終わりが迫ってきた。Appleが今年販売終了したデバイスやアクセサリをMacRumorsが振り返っていたので、紹介する。
今年販売終了したApple製品には、iPad 9、SuperDrive、iPhone用FineWovenケース、Powerbeats Proイヤフォンなどがある。iPhone 15 ProやApple Watch Series 9など、毎年恒例の製品ラインナップ更新に伴い販売終了した旧世代のデバイスは除外されている。
唯一の例外はiPad 9。iPad 10の発売から1年以上経った5月に販売終了となった。
iPad 9
Appleは5月、新しいiPad ProとiPad Airを発表したのと同時に、第9世代のエントリーレベルのiPadを販売終了した。これは、iPad 10の発売から1年以上が経過し、旧モデルとしての役割を終えたと判断されたためだろう。また、第10世代iPadの価格を値下げすることで、エントリーモデルとしての魅力を高めている。
ただしAmazonなどでは未だに第9世代モデルが販売されている。とにかく安くiPadを導入したい、という人はチェックしてもらいたい。
SuperDrive
Appleの外付け光学ドライブ「SuperDrive」は、8月にAppleのオンラインストアで在庫切れとなり、現在ではすべての国で販売終了となっている。16年前のアクセサリであるSuperDriveは、光学ドライブの需要減少に伴い、ついに販売終了となったようだ。
2008年に発売されたSuperDriveは、MacBook Airとともにリリースされた外付けCD/DVDドライブだ。時代遅れのUSB-Aケーブルを搭載していたにもかかわらず、SuperDriveは最近までAppleのオンラインストアで販売されており、同社で最も長く販売されている製品の一つとなっていた。
FineWovenケース
Appleは昨年、iPhoneケースを含むレザー製アクセサリを販売終了し、代わりに新しい「FineWoven」素材を導入した。しかし、「FineWoven」ケースは、革のような高級感がなく、耐久性も低いという意見が多く、ユーザーからの評判は芳しくなかった。
Appleはユーザーからのフィードバックを真摯に受け止め、iPhone 16ケースでは「FineWoven」素材の提供を中止した。Appleが今後、どのような素材を採用するのか、注目が集まる。
Powerbeats Pro
Appleは今月、ワイヤレスイヤフォン「Powerbeats Pro」をひっそりと販売終了した。発売から約5年半が経過し、後継モデルの登場が期待されていた。
Powerbeats Proは、AirPods Proよりもスポーティーでフィットネスに重点を置いたモデルだ。しかし、後継モデルの登場により、その役割を終えたと判断されたのだろう。
Appleは先月公開した短いティザー動画で、来年、新しいPowerbeats Pro 2を発売することを明らかにした。新型イヤフォンは初代Powerbeats Proと似た外観だが、より縦長でスリムなデザインになっている。
Powerbeats Pro 2はワークアウト中の心拍数モニタリング機能を搭載し、アクティブノイズキャンセリング、空間オーディオ、アダプティブオーディオに対応することがiOS 18のコードから発見されている。