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「ファインウーブンはゴミ」ーー純正レザーケースの代替品、使用開始から数カ月でボロボロに

購入者の共通見解としては「レザーケースの代わりにはなり得ない」

FineWoven Case is junk
@peterhより

AppleはiPhone 15シリーズの発表時に純正レザーケースを廃止し、代わりにファインウーブンケースを発表。再生素材を68%使用することでレザーに比べて炭素排出量を大幅に削減するエコ素材として注目されていたが、発売直後より質感や強度に不安を感じる声は大きかった。

The Wall Street Journalの人気コラムニストJoanna Stern氏は自身のニュースレターで、使用開始から数カ月後の状態を公開。「エッジは剥がれてきており、生地はひっかき傷だらけでまるで古いCDのよう。さらに表面は腐ったバナナのように黒ずんできた」と伝えており、「購入者の多くは同様の意見を持つだろう」としている。

これを受け、Daring FireballのJohn Gruber氏が購入者に対してアンケートを実施。3,324件のうち、状態が優れていると回答したユーザーは2割にも満たず、「これはゴミだ」と回答したユーザーが過半数を上回っている。

これらの投稿を受け、多くのユーザーが自身のファインウーブンケースの状態を投稿している。

美しく劣化しないことが問題かも?

iFixitの分解レポートによると、ケースの素材に採用されているマイクロツイル素材は、パタゴニアやARC’TERYXのような高級アウトドアメーカーのジャケットと似たような構造を採用している。しかし傷は目立ち、跡が残りやすい性質を持ち、液体汚れなどには耐性がない。耐久性撥水スプレーなどを使用する必要性を訴えている。

レザー製品も決して液体汚れに強くなく、傷などの跡はある程度残ってしまう。しかしレザー製品では一般的に「味」と認識されており、経年劣化自体を楽しめるような美しい残り方をする。

ファインウーブンがレザーと同様の性質だとしても、劣化の仕方が美し無く。経年劣化を楽しむには無理があるだろう。一部では「Apple史上最悪の製品」「二度とApple純正ケースは買わない」との批判も出ている。ファインウーブンはレザー製品の代替品になるには早すぎたようだ。

iPhone 15シリーズでレザーケースに買い換えたい人は、n max n製の「Full Coverage Case」と「multi-functional case」をチェックしてもらいたい。

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執筆者g.O.R.i
コメント(2件)

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  1. g.O.R.i(コメントID:703770)
    コメント先:通りすがりの読者(コメントID:703769)
    ストレートなタイトルですねw いや買った人は笑えないんですけど… エコエコ言うなら前みたいに数世代はケース使い回せるようにしろ!って思います…

    筐体が変わるとケース使えないですからねぇ……経年劣化を楽しみたくても楽しめないっていうのも難しいところではあります……(そして仰るとおりエコではないという…

  2. 通りすがりの読者(コメントID:703769)

    ストレートなタイトルですねw
    いや買った人は笑えないんですけど…

    エコエコ言うなら前みたいに数世代はケース使い回せるようにしろ!って思います…

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