【レビュー】ワイヤレス充電器「Freedy EA1702W」ーー15W出力に対応、iPhoneは恩恵受けらず

Freedy Wireless Charger 05

iPhone 8/8 Plus」および「iPhone X」がワイヤレス充電に対応したことによって、ワイヤレス充電市場が盛り上がっている。選択肢が増えることは良いことだが、どれを買えばいいのか分からない、というのが正直なところだ。

絶対に失敗したくない、という人はApple公式サイトで販売されている「Belkin Boost Up Wireless Charging Pad」や「mophie wireless charging base」を購入するのが最も確実だが、余裕がある人は他のメーカーをチェックしてみることによって、自分がしっくり来るデザインや機能を持つワイヤレス充電器に巡り会えるかもしれない。

今回紹介するのは「Freedy EA1702W」という製品。1台サンプルとして提供して頂いたので、紹介する!

シンプルなデザイン、対応デバイスを急速充電できる高出力が魅力

「Freedy EA1702W」は、Qi規格「Ver.1.2.3 Extended Power Profile(15Watt)」の仕様に準拠する製品となっている。なんだか小難しそうに思えるかもしれないが、要は最大15Wの出力で充電できるワイヤレス充電器、ということ。

iPhone 8」や「iPhone X」は通常の5Wワイヤレス充電器、そして高速充電に対応した7.5Wワイヤレス充電器が利用可能。15Wとなれば超高速で充電できるのでは、と期待する人がいるかもしれないが、残念ながら出力数が大きいからと言って高速充電ができるわけではない

どうやらAppleの定義する「高速ワイヤレス充電」の7.5W出力はApple独自の仕様らしく、いくら7.5Wを超える出力に対応していようと7.5Wに対応していない限り、高速ワイヤレス充電は利用できない

幸にもワイヤレス充電が高出力に対応している場合、充電時におけるロスが少なくなるため5W対応のワイヤレス充電器よりは高速で充電できる。全く恩恵を受けることができないわけではないが、Appleの言う「高速ワイヤレス充電」には対応していない、ということを覚えておくべし。

前置きが長くなってしまったが、写真右にある白いワイヤレス充電器が「Freedy EA1702W」。左にあるのは「BOOST↑UP Qiワイヤレス充電パッド (5W)」。
Freedy vs belkin 5w

余談だが、我が家では上記のように僕用と妻用のiPhoneをそれぞれワイヤレス充電できるように充電台を並べて置いてある。食事中はこの上に置いて充電させておくことにより、iPhoneを見ながら会話するのではなく、お互いの顔を見て会話することができるので、とても良い。

裏側はこのような作りに。写真では見えないが、放熱用の通気穴が用意されているため、高速充電による発熱もしっかりと逃がす設計になっている。とは言え、充電中にiPhone本体や充電器が熱くなっていると感じたことはない。
Freedy Wireless Charger 04

多くの5W出力のワイヤレス充電器はMicro USBケーブルとUSB充電器を別途自分で用意しなければならない場合があるが、「Freedy EA1702W」はACアダプタが用意されている。
Freedy Wireless Charger 03

ACアダプタのコンセントは少し大きめ。コンセントに挿すと場所を取るため、現在はタコ足を使って横に置いているが、本当はケーブルボックスに入れて見えないようにしたいところ。
Freedy EA1702W with other chargers 01

AndMesh Mesh Case for iPhone X」をつけた「iPhone X」を充電してみたところ。充電台は滑り防止用にラバーパッドが採用され、充電台そのものも大きさがあるため使い勝手が良い。
Freedy Wireless Charger 01

充電時は本体右側にある小さいLEDランプが赤く点灯する。
Freedy Wireless Charger 02

充電時間を検証:1.5時間の充電で40%回復

気になる充電スピードだが、僕が試してみたところ、1時間半の充電時間で54%から94%まで回復した。
Change of Charge

比較として、7.5Wの高速ワイヤレス充電に対応している「mophie wireless charging base」は「iPhone X」に「AndMesh Basic Case」をつけた状態で61分で35%回復している。

単純計算をすると、「Freedy EA1702W」は1分あたりに「0.45%」回復しているが、「mophie wireless charging base」は「0.57%」回復している。

充電したタイミングや条件も異なるため、厳密に比較することはできないが、やはり高速充電に対応したワイヤレス充電と同等の充電スピードは実現できていない

15Wを活かせないiPhoneには費用対効果がイマイチ

さて、「Freedy EA1702W」は買いなのか。

記事執筆時点における価格は6,350円。15Wの高出力を活かすことができればリーズナブルな価格ではあるが、上記の通り、iPhoneはこの仕様を活かすことができない。こればかりは現状、どうしようもないのだ。

ワイヤレス充電器としての品質も高く、デザインもシンプルだが、個人的には同じ予算でiPhone用として買うのであれば、高速充電に対応した「Belkin Boost Up Wireless Charging Pad」や「mophie wireless charging base」をオススメする。

実は、これら2台と「Freedy EA1702W」の差額はたった500円。500円で高速充電が手に入るのあれば、それを選ぶべきではないだろうか。

逆に、「Freedy EA1702W」は15Wの高出力を活かすことができる端末を持っている人にオススメ。例えば「Galaxy S8/S8+」を持っていれば、この仕様の恩恵を受けることができる。

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