Androidがモバイル市場を制するための戦略

少し前の話だが、Galaxy Sが発売された。当社にも無事入荷され、CEATECでそれなりに触ったものの、改めて一時間程使ってみることにした。

CEATECで触って見たときより圧倒的に早い。圧倒的にサクサク動く。CEATECでは、やはり最終日だったということもあって、端末自体もくたびれていたのかもしれない。どこに何があるかは分かりにくいし、ハードキーも実質タッチ操作なので誤動作が非常に多く、使いやすいとは言い難いが、少なくともCEATECで見たときよりは遥かに完成度が上がっていたように思えた。ピンチ&ズームもしっかり指についてきたし、なんせドコモ回線なのでYoutubeの読み込みはiPhoneの2倍は早い。ソフトバンク、頑張れ。

確かにGalaxy Sはすごいよくなって販売開始した。Xperiaよりも予約数も多いみたいだし、docomoのAndroidも今月から発売をするので、来年あたりには確実に街頭でAndroidを使っている人が増えそうだ。僕も例に漏れず前々から宣言していたRegza Phone T-01Cを予約してきた。

ただ、このAndroid、販売台数は増えているものの、顧客満足度ではまだまだiPhoneに勝てそうにない。

引用:「iPhone」、スマートフォン顧客満足度で1位–ChangeWave調査

市場調査会社ChangeWaveが、過去6カ月間にスマートフォンを購入した1212人を対象に実施したもの。購入したスマートフォンに「非常に満足」と答えた人の割合は、iPhoneが77%で1位、Motorolaが71%で2位に続き、3位が63%のHTC、4位が45%のサムスン、5位が44%のResearch In Motion(RIM)となっている。

事実、iPhoneの方が圧倒的にユーザビリティがよく、操作性もシンプルで分かりやすい。App Storeも充実していてほしいと思うアプリは大体既に300000を超えるアプリの中から探せばある。僕は、今後AndroidとiPhoneを二台持ちにする予定ではいるものの、メインがAndroidに成り得ることは今のところないだろう。

では、AndroidはiPhoneに勝ち目がないのか、と言うと、決してそういう事ではない。Androidはどこを頑張ればiPhoneに今後勝ちうるのか。僕は、それはメールにあると思っている。

まず、日本のAndroidは、少なくともdocomoとauは「ガラケーの機能も持ったAndroid」というコンセプトを打ち出している。つまり、Androidが成功するためには、改めて現状のガラケーユーザーの動向を参考にしなければならない。

そこで見つけたは下記の記事。

引用:携帯電話でよく使う機能ランキング

最近の携帯電話にはたくさんの機能がついていますが、gooでは数ある機能の中で普段からよく使っている機能は何か、調査してみました。『通話』をおさえて『メール』をよく使う人の方が多いという結果に。今や通話よりもメールの方がコミュニケーション手段として有効のようです。

「電話とメールが出来れば良い」という人は僕の周りにも多いが、逆に言えば、それだけ基本機能が使いやすいことが大事であり、「魅力的」な端末はその足切りをクリアしていて、かつ、プラスアルファの機能があることなのではないだろうか。

なぜ、iPhoneのメール機能が使いづらいかは、下記の記事にまとめたので、よろしければ、是非。

iPhoneのメールはナゼこんなに分かり難いのか

つまり、Androidが今後モバイル市場を制するための戦略、それは、メールを強化することに違いないと思っている。

今まで使われていたような「ケータイメール」は今後スマートフォンの普及により、どうなるかは不明だが、多少なりとも形は変わったとしても「メール」という概念は恐らくこの先も残り続けると思うし、メールマガジンや絵文字もそう簡単にはなくならないだろう。特に絵文字については、縮小傾向にあるとは思うが大きな市場が未だにあり、スマートフォンに向けてどのように形を変えてビジネスを持続させるか各社考えているに違いない。

docomoにしろauにしろ、Androidで今まで使ってきたキャリアメールを使用出来るようにしている。同時にショートメッセージもあり、IMAPメールももちろん受信可能である。Androidが日本市場で生き残るためにはこのキャリアメールをいかに使いやすく、ストレスを最小限に抑える事ができるかに懸かっている。僕が予約しているRegza Phone T-01Cもそうだが、ワンセグやお財布ケータイ機能は後からどうにでもなる(実際ワンセグに関しては、iPhoneもバッテリー付きアンテナを販売してワンセグを見れるようにした)。

大事なのは、日常的に使う機能をストレスを感じずに使えること、である。Gingerbreadも発表され、Keyboardも改良されたようだし、何よりもAndroidを予約した身分なのでなんとしても使いやすくあってほしいと切に思う。

当たり前のことを当たり前に出来る。日本の殆どのモバイルユーザーはケータイメールが「当たり前」だと認識してる。iPhoneは当たり前から若干かけ離れすぎた。Androidはまだまだ発展途上。これからどうその「当たり前」を組み込んでいけるかが、今後の勝負の鍵となっていくのではないだろうか。

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更新日2011年02月09日
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