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朗報です。iPhone 15のバッテリー寿命は旧機種より2倍長い

iPhone 15以降は1,000回のフル充電サイクルを繰り返しても本来の蓄電容量の最大80%を維持するように設計

iPhone 13シリーズの電池もち

Appleは2月21日、米国の公式サポートドキュメント「iPhone Battery and Performance」を更新。iPhone 15シリーズのバッテリー充電サイクルの寿命が当初予想していたより長かったと報告している。

従来のサポートドキュメントでは、バッテリーが通常の条件下で使用された場合、フル充電サイクルを500回繰り返した後も本来の蓄電容量の最大80%を維持するよう設計されていると記載されていた。

Batteries of iPhone 14 models and earlier are designed to retain 80 percent of their original capacity at 500 complete charge cycles under ideal conditions.

日本語版:通常のバッテリーは、通常の条件下で使用された場合、フル充電サイクルを 500 回繰り返した後も本来の蓄電容量の最大 80% を維持するよう設計されています。)

しかし最新バージョンでは上記内容はiPhone 14以前のモデルを指しており、iPhone 15以降は1,000回のフル充電サイクルを繰り返しても本来の蓄電容量の最大80%を維持するように設計されている1文が追加されている。

Batteries of iPhone 15 models are designed to retain 80 percent of their original capacity at 1000 complete charge cycles under ideal conditions.

充電サイクルとは、バッテリー容量の100%に相当する電力を使い切った状態を意味する。Appleのバッテリー専用ページでは、充電サイクルを以下のように解説している。

バッテリー容量の75%を1日で消費し、夜のうちにフル充電したとします。翌日25%を消費する、すなわち合計100%消費すると、2日で1回の充電サイクルを完了したことになります。

充電回数は、設定アプリにある「一般」の「情報」画面の一番下に記載されている。僕のiPhone 15 Proでは発売日から約5カ月間の使用で147回、バッテリーの最大容量は100%。同じペースで充電し続けた場合、1,000回に到達するまで購入から3年以上かかる計算となる。

なぜiPhone 15シリーズのみがバッテリー寿命が長くなったのか。9to5Macによると、Appleは長年続けてきたバッテリーコンポーネントおよび電源管理システムの改良によるものだと説明している。また「バッテリーの最大容量の劣化スピードが早すぎる」と話題になったiPhone 14シリーズ以前の機種でも調査を行っているそうだ。

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執筆者g.O.R.i
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