「iPhone 6s」の電池交換前後のパフォーマンスを比較した動画
Appleが電池が劣化したiPhoneの性能を意図的に低下させていることは大きな話題となった。この仕様があることを公表していなかったことに対して謝罪し、電池交換費用を2018年12月までの期間限定で3,200円まで値下げすることを発表した。
実際に話題の発端となったRedditの投稿には電池交換前後でGeekbenchによるベンチマークスコアが劇的に変わっていることが判明。実際に交換前後ではどの程度パフォーマンスに差があるのだろうか。
Bennett SorboさんがYouTubeに投稿した動画によると、やはりGeekbenchによるベンチマークスコアに差があるだけではなく、アプリの起動に掛かる時間などにも違いが見られることが判明した!
特にゲームなどの負荷が高そうなアプリの起動に差が生じる
動画はSafariでウェブページの表示から始まり、ホーム画面上にあるアプリを次々と起動して時間を計測する、という内容。WSJを表示するだけでも数秒差があることが確認でき、電池残量が減ると相当パフォーマンスを落としていることがよく分かる。
特にゲームや動画などのアプリは読み込みに時間が掛かっているようで、負荷の高いアプリほど性能差は顕著に現れるようだ。
最終的にベンチマークスコアの測定を含むすべてのテストを終えるのに掛かった時間は、電池交換前と交換後で1分以上も差が生まれている。ベンチマークスコアも交換後を基準とすると、交換前はシングルコアスコアが57%、マルチコアスコアが56%となっていることから、CPU性能が半分程度に抑えられてしまっていることが分かる。
以下どうぞご覧あれ!
iPhoneのバッテリー交換は待ち日数が伸びているようで、特に「iPhone 6」は交換の依頼をしてから実際に交換されるまで1ヶ月以上待たされる場合もあるそう。バッテリー交換を値引き価格で行いたい人は早めに最寄りのApple Storeへ行くべし!
(via 9to5Mac)