iPhone 8は9月に限られた台数で発売か
JPモルガンのアナリストRod Hall氏によると、ここ最近報じられている大幅な遅延報道を否定し、iPhone 8は従来通り9月に発売される、という予想を発表した。
ただし、発売直後の出荷台数は限定的となっていて、その理由として製造開始時期が例年より遅かったことを指摘している。量産は10月に加速し、10月後半から11月にかけて目標出荷台数の水準に達する見通しだという。
iGenerationは20日、iPhone 8を披露するスペシャルイベントも9月ではなく、10月になると報じていた。また、OnLeaks氏はiPhone 8は生産検証試験段階にあり、発売時期は予定通りだとツイートし、スケジュールに遅延は起きていないと指摘していた。
iPhone 8は値上げ、平均価格は1,100ドルに?!
発売直後の台数は限定的、とのことだが、具体的にどの程度が出荷されるのだろうか。JPモルガンは、当初9月に900万台の出荷を予想していたが、今回のレポートを受けて200万台に引き下げている。
この予想変更に伴い、2017年第4四半期における予想出荷台数は4,950万台から4,220万台に引き下げ。2018年度における予想出荷台数も2億6290万台から2億7020万台に下方修正している。
また、iPhone 8の平均価格について、当初予想していた1,000ドルから100ドル引き上げ、1,100ドルになると予想。これは、製造コストが当初予想していたよりも高かったことを理由として挙げている。
なお、同アナリストはレポート内でiPhone 8を「iPhone Pro」と呼んでいる。正式な製品名はまだ明らかになっていない。
(via 9to5Mac)
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2022.04.29
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