Canva、Affinityを買収。「以前は決して達成できなかった可能性の世界を切り開くことができます」
AffinityのCEO「当社を新たなレベルに引き上げるのに協力してくれる、意気投合した仲間を見つけました」
オンラインデザインツールを提供するCanvaが、Adobeの対抗製品でありプロフェッショナル向けデザインツールを提供するSerifのAffinityシリーズの買収を発表した。
Canvaはオンラインかつ無料でも利用できる点が指示されており、デザインに詳しくないユーザーでもポスター作成から動画編集まで様々なニーズに応えてきた。現在、全世界で1億7,500万人のユーザーを抱えている。
一方でAffinityは、グラフィックアプリケーション「Affinity Designer」、写真編集アプリケーション「Affinity Photo」、ページレイアウトアプリケーション「Affinity Publisher」を展開する。サブスクリプションになったAdobeと異なり買い切りを採用し続けており、一定の支持を得ている。
Affinityのアシュリー・ヒューソンCEOはユーザーに対し、「当社を新たなレベルに引き上げるのに協力してくれる、意気投合した仲間を見つけました」「当社はAffinity製品の新たな境界を押し広げ、以前は決して達成できなかった可能性の世界を切り開くことができます」と説明しており、Canvaチームに加わることは「当社の核となる価値観やビジョンと完全に一致」しているという。
Canva のデザインの大衆化を目指す革新的なアプローチ、および誰もが創作活動ができるようにするための取り組みは、当社の核となる価値観やビジョンと完全に一致しています。この提携は、デザインを誰にとってもアクセスしやすく楽しいものにするという共通の目標を共有する2つの企業が協力することで、何が達成できるかを証明しています。
SerifのAffinityチームはCanvaに移行し、Affinity製品のサポートは継続される。