生活に溶けこむ家電!話題のソニー製超短焦点プロジェクターとガラススピーカーを体験してきた
「高機能だけど使いにくい」「便利らしいけど使いこなせていない」ーー身の回りにある家電に対してこのような思いを抱いたことは無いだろうか。
家電は確かに僕らの生活を豊かにしてくれているが、家電によって生活スタイルを気づかないうちに制限されている部分も多い。スピーカーは前から音が出るので壁よりの隅っこの方が良い、とか。プロジェクターで映画を見たいけど部屋が狭いから使えない、とか。
自分の家とは世の中で唯一自分が自由に過ごせる空間。その空間ともっと一体化できる家電を創りだすことはできないだろうか。
その思想から生まれた超短焦点プロジェクター「LSPX-P1」とガラススピーカー「LSPX-S1」がいよいよ2月13日(土)に発売される。
これらの製品は従来の家電のように僕らの生活スタイルを制限することなく、スッと溶け込むことを目指している。これは当然、製品の見た目だけでどうにかなるものではない。僕らが知らないうちに制限していた行動を開放してくれる仕組みが用意されているのだ。
先日、それぞれが実際に動作している様子を見る機会があったので、写真と共にこれらの製品がどのようなアプローチで従来の「家電」が持つ概念を変えようとしているのかについて紹介する!
超短焦点プロジェクター「LSPX-P1」
まずは発表直後に大きな話題となった超短焦点プロジェクター「LSPX-P1」。壁だけではなく、床や机の上にも投影でき、。壁際にプロジェクターをぴったり付けた状態でも22インチ、28センチ離しただけで最大80インチのサイズまで映し出すことができる。
同梱されているワイヤレスユニットにテレビチューナーやブルーレイレコーダーを繋げれば自宅でプチ映画館の完成。もちろん、パソコンなどに接続することができるので仕事における会議などでも大活躍するだろう。白い壁が無くても机に映せば良いのだから。
以下、写真でその様子をどうぞご覧あれ!
ノートの上に出力するという発想は面白かった。例えば「LSPX-P1」から静止画を出力し、それをトレースしたり、お絵描きしたりしたら子どもが喜びそう。同じイラストを隣に描いてみたり、とか。
1番驚いたのはこの暖炉風の演出。単純に物凄くオシャレだなあと感じた。
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ガラススピーカー「LSPX-S1」
まるでランターンのようなガラススピーカー「LSPX-S1」は360度全体に音を発する円筒形のワイヤレススピーカー。一般的に部屋の隅に置かれがちなスピーカーだが、「LSPX-S1」はみんなでスピーカーを囲むような使い方もできることを想定したデザイン。キャンプファイヤーをイメージし、温かい光に集まって繊細な音に浸ることができる。
このスピーカーの音の良さについては言葉では表現し切れないが、特に弦楽器や人の声の再現度が恐ろしいほど高いということは確かだ。人間の持つ声の暖かさのようなものが伝わってくる。濃厚なハーモニーが特徴のアカペラを聴いた時の感動は相当だった。
360度全体に音を発するのでどの向きから聞いても同じように優しい音を浴びることができ、目をつむって音を聴いているだけで至福の時間を過ごすことができる。会場で聴いたデモが心地よすぎて気が抜けそうになった。音に包まれるとはまさにこういうことだ。
写真だけでは「LSPX-S1」の魅力を十に伝えることはできないが、デザインとしても美しいのでどうぞご覧あれ!
実は底面に操作するリモコンが一応用意されているが、基本的にスマホで操作してもらいたいということとデザインを極限までシンプルにしたいという思いから、立てた状態で見えるボタンや端子はこれら3種類のみとなっている。
このような雰囲気のあるアトリエに憧れを抱きつつ、そこにあることが当然かのように溶け込むガラススピーカー。奥にはプロジェクターもある。
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