【レビュー】実際どう?超短焦点プロジェクター「LSPX-P1」が彩る自宅の白壁(2/3)【Sponsored by Sony】
自宅の味気ない白い壁を華やかに。窓のない部屋に外の景色を。ソニーの超短焦点プロジェクター「LSPX-P1」はこれまでのプロジェクターでは成し得なかった新しい楽しみ方を可能にしてくれる。
実際、「LSPX-P1」をどのように活用することができるのか。今回、高級マンションに暮らし上質な暮らしを満喫しているガジェット好きな友人と、IT界隈が集う渋谷の人気カフェ「factory」にそれぞれ「LSPX-P1」を貸し出し、1週間ほど使ってもらった。
「LSPX-P1」のあると暮らしは豊かになるのか。生活に変化はあるのか。客足は伸びるのか。1週間使った後の感想をまとめたので、どうぞご覧あれ!
高級マンション在住のガジェット好きN君が試した結果
まずは高級マンション在住の友人によるレビューから。ゲームプレイ用から楽譜の表示など、自宅内で想定しうる様々な使い方を試してもらった。
80インチで出力されるゲームの迫力に大興奮!映画も相性抜群!
ゲームプレイは友人が1番最初に試した使い方。「PlayStation 4」を白い壁に投影した瞬間、「80インチの迫力に思わず声が出るほど興奮した」とのこと。確かに80インチでプレイするゲームの臨場感は相当凄そうだ。
ただ、大きすぎるゆえに画面上部がぼやけるため、字が多少読みづらいという欠点が。プレイステータスなどゲームを進めていく上で必要な情報が画面上部に配置されることも多く、ゲームプレイをするには画面を程よいサイズに調整した方が良いのかもしれない。
ゲームの種類にも気をつけた方が良さそうだ。友人曰く、コントローラとのラグがあるため動きが激しいアクションゲームには向かないと教えてくれた。
また、ゲームには音が重要。80インチの巨大画面に対し「LSPX-P1」の音は少し物足りなかったようだが、プレステはコントローラ経由でヘッドホン出力することができるらしく、結果的に問題なかったという。
続いて同じく巨大画面で映画を投影。「相性バッチリ」と断言する友人曰く、「ゲームの時に気になっていたぼやけも文字が少ない映像であれば気にならない」とのこと。映画の出力元次第では高音質スピーカーから音をだすこともでき、自宅でプチ映画館気分を味わうことができる。
場所を選ばず自由に持ち運べる便利な時計
意外と期待していなかったが「うまく活かせる使い方」として友人が感心していたのは時計としての活用。場所を取らない上にその携帯性ゆえに家の中どこにでも持ち運び好きな場所に投影することができる点を評価していた。
楽譜の投影は便利だが少し文字が見づらい
友人が試してくれた最も予想外な使い方は楽譜の投影。iPadから「LSPX-P1」に出力し、ピアノの置いてある画面の前に投影するという使い方を試したそうだが、音符が滲んでしまい、閲覧するには少々難があったようだ。壁ではなくスクリーンに投影すると多少変わるかもしれないが、細かい文字を見るのには向かないのかもしれない。
- どんなところでも画面できる+いろんな大きさにできる。
- 大迫力な映画と小さい時計を同じもので投影できるのはやっぱりすごい!
使ってみて気になった点
- 暗くすれば当然使えるが、明るい部屋ではやはり使用は難しい。
- 映像ソースが限られているため、今後AirPlayなどに対応してもらいたい。
- スクリーンがなくても使えないことはないが、実用性を考えるのであればスクリーンがあった方が良い。
渋谷の人気カフェ「factory」で試した結果
続いて渋谷の人気カフェ「factory」で試した様子を紹介する。ここは僕自身が渋谷に行く度にほぼ毎回立ち寄る憩いの場とも言えるカフェで、電源・Wi-Fi完備、美味しいコーヒーを頂くことができる素敵なカフェだ。
今回はいつもお世話になっているオーナーの西原氏に協力して頂き、約1週間配置して頂いた。
「常にYouTubeを壁に垂れ流すことができたらオシャレではないか」という発想のもと、iPadを繋ぎ音声はカフェ内にあるAirPlay対応スピーカーから出力。「ワイヤレスユニット」を経由し、「LSPX-P1」からカフェの打ちっぱなしの壁に出力。
その結果がこちら。スクリーンがあった方が視認性は高まるとは思うが、単に映像を常時上映することを目的として投影するのであれば許容範囲ではないだろうか。
ただ、これを実施したのは外が暗くなり、カフェの明るさもそれなりに暗くした状態。照明がしっかり照らされている状況では輝度が足りず、「投影されていても気づかない程度の存在感になってしまう」と西原氏は語ってくれた。一方で、「本来この手の映像を出力するには物理的な場所も必要だが、『LSPX-P1』があれば場所のことはあまり心配することなく好きな場所に投影できるので凄く助かる」とのこと。実際、この時も空気清浄機の上に置いている。
普段は「ポスター」モードで壁に投影していたそうだが、その間にfactoryに遊びに行くと窓が無いはずの壁に窓が投影されているなど、予想以上にオシャレだった。近くにある植物と重なっていることさえも素敵に思える。
勉強会や小規模のセミナー会場としても使われることがあるfactory。現在は大きいプロジェクターが1台用意されているが、「LSPX-P1」があればスクリーンを立てること無く、大きい白い模造紙1枚さえあれば全員が座る机の上に投影することができる。もちろん、「ワイヤレスユニット」を利用すればMacからの画面を出力することも可能。小規模なセミナーであれば長机の一角を使い、「LSPX-P1」を使って投影すれば済むのでカフェ全体を貸し切りにする必要もない。
- 省スペースで映像を出力することができるのはやっぱり便利。小さい個人経営のカフェなどでも導入しやすい。
- スタンドと組み合わせるとオシャレ。
- どこでも持ち運べるし、机にも投影できるので、使用用途が広がる
使ってみて気になった点
- 明るさが足りない。日中照らしても存在感が薄く、投影されているのかされていないのか分かりづらいのが惜しかった。
- もっと気軽に外部のスピーカーと接続できたらより便利。
- 投影した時の映像の高さを変えずに出力映像のサイズを大きくしたい。
「LSPX-P1」使用レポートの内容まとめと次回予告
友人と「factory」における使用レポートの内容をまとめると、良い点としては省スペースであることやどこでも持ち歩けるということなどコンパクトさや携帯性などを評価してもらった。一方で、共通して改善点として挙げていたのは投影できる映像の明るさ。他のスピーカーを利用可能にするなど外部機器との拡張性も指摘されていた。
これらの声について、「LSPX-P1」の担当者はどのように考えているのか。次回は、最終版として「LSPX-P1」に関する開発秘話を全力で開発担当者に語ってもらったので、お楽しみに!
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