Tesla、独自の音楽ストリーミングサービスを準備中か
Teslaが独自の音楽ストリーミングサービスの提供に向けてメジャーな音楽レーベルと話をしているとRecodeが報じている。
Pandoraのような無料の音楽ストリーミングサービスとして開始し、複数の展開方法を検討しているとのことだが関係者はテスラの構想の全貌は掴めていない模様。
気になるのはなぜ、Teslaが既存の音楽ストリーミングサービスと提携しないのか、ということ。今や「Spotify」や「Apple Music」、「Prime Music」など競合が多数存在している中で、あえて独自のサービスを提供する理由は一体何なのか。
Teslaの広報担当によると、「ユーザーは自分の好きな音楽を聴くことができる優れた車内の音楽体験を実現することが重要である」と語り、「私達の目標はユーザーが最大の幸福度が得られるようにすること」と加えた。
今年1月時点でTeslaは10万台を出荷。「Model 3」の予約台数は40万台となっていて、今夏出荷予定。「Spotify」や「Apple Music」に比べると規模感は小さいが、音楽レーベルは前向きに話し合いを行っている模様。
音楽は運転中に欠かせない存在だ。あえてイバラの道を進むのは勇気がいるが、Teslaとしては独自の音楽ストリーミングサービスを作った方がかえって顧客満足度が高まると考えているのだろう。
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