目隠しをしながら、光を柔らかくする。水で貼れるフィルムで大窓を活かす
簡単施工で空間を広く、光を優しく
僕の部屋は本来、主寝室となる部屋だ。そのためか、ベランダに繋がる大きい窓があり、そのすぐ横にデスクを設置している。日当たりの良いゆえ、夏はカーテンを閉めっぱなしにして過ごしていたが、寒い季節はあえてカーテンを開き、日光を浴びながら作業すると気持ち良いのだ。
しかし問題がある。横幅180cmもある巨大なデスクを使っているため、カーテンそのものが圧迫感がある。カーテンレールの位置もウッドパネルの位置と合わず、ちぐはぐで見栄えが悪い。
理想はカーテンレールを天井ギリギリに移動することだが、天井付近は下地がなくアンカーが容易に抜けてしまう。そこでカーテンは窓枠の内側に固定することで、カーテンの位置を物理的に窓側に寄せ、レースカーテンを使わずにフィルムを窓に直接貼ることで布の枚数を減らし、窮屈感を改善することにした。
新しいカーテンとカーテンレールは到着待ち。先に窓用のフィルムが到着した。
購入したのはRabbitgoo(ラビットグー)の窓ガラス目隠しフィルム。マットホワイトの90 x 200cmを2枚購入し、それぞれの窓に貼り付けた。
まずはフィルムを10〜20cmほどの長さまで剥がし、窓に貼り付ける。ズボラな僕は、短辺と長辺が1辺ずつ合うように揃え、残りの2辺をカッターで切った。丁寧な人はおそらく4辺すべて整えるのだろうと予想する。残念、僕はズボラで〜す。(何アピール…)
過去に壁紙貼りで何度も失敗してきた経験から、今回は壁紙を貼る際に購入した壁紙施工道具に含まれる地ベラを使いながら空気を抜き、地ベラを当てながらカッターで余分なフィルムを切った。そのお陰か、僕にしてはほぼノーミスの仕上がりとなった。窓フィルム貼り試験だったら合格は間違いないだろう。
唯一失敗したのは左扉左下の角と、鍵周辺。どちらも注意深く見なければ気付かない場所なため、問題ない。
仕上がりの高さ以上に、想像していたよりもフィルムによる光の質の変化に感動している。ここにさらに薄い布を重ねれば、相当柔らかい光が楽しめるはずだ。レースカーテンの代わりになるよう購入した窓ガラス目隠しフィルムだが、ロールスクリーンをもう1枚追加しても良いかもしれない。これは要検討だ。
フィルムを貼ったことによって、窓の外を見ることはできなくなった。しかし幸いにもこの窓からの景色は魅力的な要素が一切ないため、全く困らない。
仕上がりは上々
角はどうしても気泡が多少残っているが、時間が経てば改善されるかな?
家にカーテンの取り付けを検討している人は、レースカーテンの代わりとして窓ガラス目隠しフィルムをチェックしてもらいたい。窓の外を見る必要が無ければレースカーテンを購入するより圧倒的に安く、コスパも良い。