【レビュー】ヘアードライヤー ナノケアEH-NA0G：娘の髪がサラッサラ

我が家のヘアードライヤーは、パナソニック製の「ナノケアEH-NA0G」だ。以前使用していたCadoの「BD-E1」から突然温風が出なくなり、故障が発覚した2時間後には注文を決めた。翌日の風呂上がりには間に合わせてくれるAmazonの配送能力には頭が上がらない。

「EH-NA0G」を選んだ理由は、定期的にやり取りする女友達におすすめされたから。友人いわく、「適度な風圧と、温度が高すぎないのと、扱いやすいサイズ」「重さも大きさも良い」「髪がサラサラになる」という。最高ではないか。「もし壊れても同じ商品を買いたい」と語っていたのが決定打となり、購入を決意した。

余談だが、髪質にこだわりのある友人らは「レプロナイザー」を勧めていたが、実物を見て本体の巨大さに愕然とした。どれほど性能が素晴らしくても、我が家の洗面所に大砲は置けない。みんなの家は、洗面所が10畳で食器棚クラスの収納でもあるのだろうか。

マニュアル通りに機能を利用すれば、髪の毛はサラッサラ

パパになってから、初めて髪の乾かし方を気にするようになった。未だに自分自身の髪の毛はタオルドライのみで済ませてしまうが、可愛い我が子の髪を乾かす担当としては、正しい乾かし方を実践しなければならない。いずれ自分でやる時に、「パパがやってた髪の乾かし方」が参考にされる可能性が高いからだ。

まずはタオルドライで基本的な水分を飛ばしてから、根本を中心に風を当てる。その後は髪の毛に沿うように毛先まで乾かす。美容院では自分の髪はほどほどに、娘達の髪を乾かすコツを度々教わっている。

「EH-NA0G」は、美容院で得た知識が活かせるヘアドライヤーだ。

購入直後は、5つのモード（温冷リズムモード、インテリジェント温風モード、毛先集中ケアモード、スカルプモード、スキンモード）と3種類の風速（TURBO、DRY、SET）があると知り、「絶対に使いこなせない」と絶望していたが、同梱されているマニュアルに効果的な使い方が記載されていた。書かれているとおりに乾かすと、娘たちの髪はサラッサラになった。良いものを買ったと確信した。

5つのモードは左下にあるボタンを押して切り替える

風量はクリック感のあるスライド式ボタンで操作する

公式の動画でも解説されている。

現時点で効果の有無がよく分かっていないのは、「イオンチャージPLUS」。メーカー公式サイトによると、「背面のパネルをハンドルと一緒に握るだけで、高浸透ナノイー&ミネラルが髪に浸透し続け、毛先までうるおい、しなやかでまとまる髪に」なるそうだが、仕組みや理屈が全く分からない。娘たちの髪の仕上がりは良いため、多少の効果はあるのだろう。

握るだけで効果を発揮するという「イオンチャージPLUS」

乾かす性能と同等に重要なのは、本体の重さとサイズ。重さは595g、サイズは22.４×21.6×8.9cm。iPhone 12 Proとサイズを比較してみた。

本体を半分に折り畳み収納できる仕組みが素晴らしい。これなら我が家の洗面所でも問題なく収まる。

参考になるか分からないが、数日前に「EH-NA0G」を使って髪を乾かした直後の長女を撮った。オイルなどは塗っていない。確実に言えることは、Cadoの「BD-E1」と比べて仕上がりは雲泥の差だ。妻も「髪がツヤツヤしている」と喜んでいる。

「EH-NA0G」は買ってよかった。決して安いヘアドライヤーではないが、毎日使うもので女性にとって重要な髪を作り上げるアイテムだからこそ、十分に価値がある。僕も使いたい。僕ももっと使おうかな。