【レビュー】象印スチーム式加湿器EE-DC50:オシャレと引き換えに湿度を手に入れる
どう見ても魔法瓶だが、加湿力は体感できるほど強力
冬の天敵といえば乾燥。調べによると、湿度が高すぎるとカビやダニが発生しやすくなり、低すぎるとウィルスが活発になるため、理想の湿度は40〜60%とされている。我が家ではリビングルームにパナソニック製の加湿空気清浄機を導入しているが、機械の表示が正しければ、全力で加湿させても湿度は40%前後。天気の良い日は、気持ち良い日差しとカピカピの空気という”天国と地獄セット”が当たり前だった。
しかし今冬は、象印のスチーム式加湿器を導入。見た目はどう見ても巨大魔法瓶だが、加湿力は超一流。暖房を入れている部屋でも、理想の湿度を保ち続けてくれる。
見れば分かるシンプルな操作用ボタン、驚異的な加湿力、手入れも簡単
購入したモデルは「EE-DC50」。ホワイトとグレーの2色展開となっており、”魔法瓶感”が気になるようであればグレーのほうが良さそうだ。我が家はインテリアとのバランスを考え、ホワイトを選んだ。
連続加湿時間は、約8時間(室温20℃、満水時に連続「強」コースで運転した場合)。日中は1回交換し、寝る直前に満タンにしてから寝室に持ち込んで使用している。
何度も言うが、見た目は魔法瓶。ボタンの配置を含めミニマリズムの対局にあるデザインを採用しているが、そのお陰で操作方法はシンプルでわかりやすい。チャイルドロックも用意されており、誤操作を防ぐ。
水を入れる際も、上にあるロック解除レバーと蓋のレバーを同時に操作する必要があり、小さい子どもが勝手に開くのは難しい。
ただし水蒸気は真上に噴射されるため、手をかざしても火傷するほどではないが、上に座ったり、物を置いたりしないよう、伝えておくべきだろう。
蓋は完全に取り外すことができる仕組み。手入れする際は蓋をまるっと水洗いできる。
電源はマグネット式となっており、万が一足を引っ掛けても外れる。我が家では、水を汲むつもりがコンセントに挿したままだった、というシーンで活躍している。
見た目だけではく構造もポットと同じであるため、フィルターなどは用意されていない。
ポットの中身
シンプルな構造ゆえに、手入れも簡単だ。ぬるま湯を用意し、クエン酸約30gを溶かした水を満水表示位置まで注ぐ。蓋を締め、クエン酸洗浄(湯沸かし音セーブボタンの3秒押し)を開始する。30gのクエン酸を用意するのが面倒という人でも、30g×4袋入りが299円(記事執筆時点)で売っているので活用してもらいたい。
洗浄時間はおおよそ1時間半ほど。完了後、中の水を捨てれば完了だ。
象印のスチーム式加湿器が稼働していれば、非稼働時は35%程度まで落ちる湿度は50%前後まで改善。少なくとも40%を割ることはない。湿度が上がれば体感温度も上がり、暖房の設定温度を必要以上に高くする必要がない。我が家の暖房は常に19℃だが、寒くはない。
見た目だけオシャレで果たすべき役割を果たせない加湿器は意味がない。手入れが複雑であれば、加湿がかえって害になる恐れもある。象印のスチーム式加湿器はオシャレとは程遠いが、昨年9月に購入して以来、大活躍だ。加湿器を探している人は、是非とも購入を検討してもらいたい。
スマートリモコンがあれば、部屋の湿度や温度をスマホから確認できる
部屋の加湿度を把握するには、スマートリモコン「Nature Remo 3」がおすすめ。湿度や温度をアプリ上で確認できるだけではなく、搭載されている湿度・温度・時間・照度・人感の各種センサーをトリガーとして、自宅内のリモコン付き家電を遠隔操作できる。
まず、アフィリエイトの件、この記事の執筆時期を把握していなかったので、私のミスです。
大変申し訳ございません。執筆当時は適切な値段だった可能性もありますね。お詫び申し上げます。
ポット式だと消費電力がすごすぎで、実質暖房器具が1台増えるレベルの消費電力なので、電気代うんぬんより一人暮らしの方とかだと他の家電との併用が厳しいケースがあります。バルミューダとかのハイブリッド式だと消費電力は少なくて済みますが、大して加湿してない割にテレビが聞こえないくらい五月蠅かったり。超音波式は安全性の問題が。加湿器は難しいジャンルです。最終的に、室内干し最強!!!って発狂したくなります。
結露の問題は、持ち家の方にとっては深刻です。朝起きて、窓にびっしり結露しているようですと、家の寿命が一気に縮まります。借家やマンションだからいいや、というのは、あとはモラルの問題かもしれませんが・・・。
電気代、やっぱり高いんですね。先のコメントでも電気代を懸念する指摘があったので、あとで電気メーターをつけて確認してみますね!
本当にデザインはマジでイケてないですよねw これ、中の人達も「どう見ても電気ポットだよなあ…」って思わないはずがないと思うんですけど、あえて電気ポット感を出したほうが良いってなったんですかね?いやぁよくわからない…
消費電力は特に気にしてないので見てないですが、ちょうどメーターを別件で買ってみたので、計測してみますね〜
結露は、部屋によって結構出ますね!特に寝室とか。我が家は気にしてないですー!(僕ががさつなのかな?
だいぶ前に書いた記事なので今確認しましたが、どうもグレーは需要過多なのか、値上がりしていますね。僕はビックカメラもヨドバシでもオンラインショップの使い勝手が悪いので基本的に買い物をせず、Amazonや楽天内で完結させてしまうのでそれらのリンクしか貼っていませんが、ビックカメラやヨドバシで買いたい人は自分自身で調べてもらえればと思います〜
他の方式の加湿器は本当に手入れが酷かったので、象印の加湿器は良いと思います。
ただ電気代が高い印象があります。あとデザインが洗練されていない感じなので、ここが改良されたら素晴らしいプロダクトになりそうですね。メーカーさんに声が届きますように。
・煮沸時・加湿時の消費電力は?
この方式は実質、電気ポットなので消費電力がすごそう。
契約アンペア数によってはエアコンと併用できないひともいるのでは?
・結露は?
家の構造も大きく関わってくるが、強力は加湿力と結露はトレードオフ。
gori.meさんのお宅では大丈夫ですか?
・加湿器のアフィリエイトリンク先の価格が異常ではないですか?
需要がピークのときの加湿器・除湿機などはアマゾンや楽天は転売価格が横行するので、
こういった先にリンクを貼るのは読者が損をするので適切ではないと私は思うのですが、いかがでしょうか。
ぱっと見、ビックカメラでは売り切れてましたが、ヨドバシではまだ普通の値段で売っています。
いやぁもうこれは欠かせないですね!もうパナの加湿器機能はお役御免かなーって今日妻と話してましたw
これいいですよねー!
象印のこのポットみたいなタイプのやつ長らく使ってますが、なんだかんだ機能性を取って正解だったと思ってます。
まぁ初代に比べたらマシになったとは思いますけど、オシャレではないと思うんですよね笑。あと別にダサいとは言ってないですよ、見た目重視の小洒落たやつに比べたらオシャレさはないと思うのです!
グレーはデザイン変更に加えて色味も落ち着いてて、割りかし評判がいいみたいですね!
この機種はそこまでダサくないデザインなのに、ダサいニュアンスを含む文章にイライラします
マジか!じゃあ俺も実質的にお金持ち!(違う
僕が買ったときも超人気商品で、入手困難とされていた記憶があります!やっぱり人気なのかー!
どんなお金持ちの家に行っても加湿器はコレだと言われてますね。
同じパワフルさ、メンテのしやすさで深澤直人さんみたいなデザイナーがデザインすればいいのになあ〜と思いました。昔、±0から彼のデザインの加湿器がでてました(https://www.biccamera.com/bc/item/1773506/)が使い心地が最悪でデザインとトレードオフでした。
冬の始まりに教えて欲しかって(笑)来冬は✨