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【レビュー】「Netatmo(ネタトモ)ウェザーステーション」ーー室内外の気温や湿度、CO2濃度を管理

Netatmo Weather Station 09

ここ最近、テクノロジーで自宅をちょっと便利にしてくれる「スマートホーム」にどっぷりハマっている。近日中に我が家で導入しているアイテム達を紹介する記事を公開予定だが、一足先に、

スマートホームといえば、個人的に真っ先に思いつくのは「Philips Hue」のようなスマートライトや「D-Link Omna 180 Cam HDカメラ」のようなスマートカメラが思いつくが、実は他にも色々とある。

今回紹介するのが「Netatmo(ネタトモ)ウェザーステーション」。これは、屋内外の気温、湿度、気圧、騒音、二酸化炭素濃度の測定が可能なガジェットとなっていて、アプリ経由の通知で状況の変化を知らせてくれる他、IFTTTにより、外部サービスとも連携させることができる!

「屋内外の温度とか湿度とかを知ってどうするの?」という人が大多数だと思うので、具体的にどのようなことができるのか、どのような活用方法があるのかを紹介する!

屋内用と屋外用のモジュールをそれぞれ設置し、観測

Netatmo(ネタトモ)ウェザーステーション」を購入すると、屋内用モジュールと屋外用モジュールが用意されている。屋内用モジュールがハブとして機能し、電源に接続した状態で使用する。

Netatmo Weather Station 07

セットアップは非常に簡単。アプリをダウンロードし、アカウントを作成。ログイン後、セットアップ手順を説明してくれる画面が表示されるので、その通りに進める。

地味に便利なのがWi-Fiの設定。iPhoneが接続しているWi-Fi情報を共有するように設定すれば(設定手順の中で聞かれる)、あえてパスワードを入力する手間がなく、同じWi-Fiネットワークに繋がる。

Netatmo Weather Station 08

1つのモジュールは部屋ごとに設置する必要がある。僕の場合はリビングに設置しているが、追々は自分の部屋や寝室に1つずつ、下記追加モジュールを設置し、空気の状況をモニタリングしたいと企んでいる。

屋外モジュールは、屋内モジュールと比較して少し小さい。下半分を開店して外し、電池を入れて使用する。

Netatmo Weather Station 02

Netatmo Weather Station 03

Netatmo Weather Station 04

柱などに巻くことがでいるバンドが同梱されているため、我が家ではそのバンドを利用して設置している。水にあたっても問題ないようだが、念のために屋根の下に置いてみた。

Netatmo Weather Station Outside

屋外の気温・湿度、屋内の気温・湿度・気圧・二酸化炭素・騒音を計測

設置後、しばらくするとデータが計測され、アプリまたはPC版のページで確認することができる。下記がその一例。

Netatmo

屋外のモジュールは自分の家に設置しているため、自分の家の周りに関しては最も正確な気温および湿度を計測することが可能。これらのデータをもとに、管理画面では週間天気予想などを確認することができ、当てにならない天気予報に頼る必要がなくなる。

屋内のモジュールは家の中の状況を知るのに最適。気温と湿度を知ることができるのは、乾燥しがちな今の季節だからこそ、正確な情報を確認することができ、重宝する。さらに、気圧や二酸化炭素濃度、騒音を計測することができ、必要に応じて通知を受け取ることができる。

酸化炭素(CO)二酸化炭素(CO2)が測定可能な分析計を取り扱うリエロ・ジャパンが2015年3月23日に公開した記事によると、室内のCO2濃度が1000ppmを超えると、人間は思考力や集中力が減少するとのこと。

空気中のCO2濃度 有害ガスが人体に作用する時間
250-350ppm 大気中における通常濃度
250-1000ppm 換気が十分実施されている屋内の通常数値
2000-5000ppm 換気の悪い部屋
頭痛、眠気、倦怠感、注意力散漫、心拍数の増加、吐き気の発生
5,000ppm以上 作業場所としての限界値(8時間-TWA)
40,000ppm以上 酸素障害誘発、脳へのダメージによる昏睡、最悪死に至る

このことから、室内の二酸化炭素濃度を測定することは極めて重要。このことから、受験生などを持つ家庭などに人気があるようだ。

IFTTTとの連携により、一定の二酸化炭素濃度をトリガーとして警告する意味での通知を受け取ることができるだけではなく、対応空気清浄機を自動的に起動させたり、加湿器をオンにしたりすることができる。既存製品でもIFTTTに対応するスマートコンセントを使用すれば簡単なオン・オフもできるはず。

我が家では騒音検知機能も活用している。犬を飼っている関係で、外出中に犬が吠えだした時に通知を受信し、別途設置している見守りカメラから状況を確認することができる。

僕らのストレスとなる原因は目に見えないものであることが多く、空気もそのうちの1つ。「Netatmo(ネタトモ)ウェザーステーション」は日々生活していて可視化されていなかった空気の状況を教えてくれる。

無くても困らないが、僕の場合、導入したことによって新しい世界が見えるようになったのは事実。気になる人は下記からどうぞ!

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更新日2017年12月22日
執筆者g.O.R.i
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