SwitchBotが世界初の多機能家庭用ロボット「K20+ Pro」を発売!あなたの家に”スマートな相棒”が登場
ロボット掃除機の技術を応用し、空気清浄機やサーキュレーターを運ぶ画期的なマルチタスクロボット
SWITCHBOT株式会社が世界初の多機能家庭用ロボット「SwitchBot マルチタスク家庭用ロボットK20+ Pro」を5月9日に発売した。価格は99,800円(税込)だ。単なるロボット掃除機ではなく、空気清浄機やサーキュレーター、見守りカメラなどを搭載して移動できる画期的な家庭用ロボットとなっている。
世界初のマルチタスク家庭用ロボットとは
K20+ Proの最大の特徴は、世界最小級のロボット掃除機に「Mobile Base(移動ベース)」をドッキングさせる点にある。自社開発のLockLink™技術により、ロボット掃除機と移動ベースを結合するという業界初の試みを実現した。
移動ベースには3つの爪「ClawLock™」が備わっており、ロボットをしっかりと固定することでドッキングを行う。また通信用ポートを介して指令を同期させ、一体型ロボットとして完璧な動作を実現している。
多彩な機能と活用シーン
K20+ Proは掃除機能だけでなく、様々な用途で活躍する。映画鑑賞中に飲み物を運んでくれたり、デリバリーを取りに行ってくれたりと、ちょっとした雑用をこなすことが可能だ。
SwitchBot製品との連携も大きな特徴となっている。例えば、SwitchBot温湿度計のデータに基づいて、蒸し暑い夜にはサーキュレーターを背負って駆けつけてくれたり、空気が悪いときには空気清浄機を載せて移動しながら家中の空気を浄化したりできる。
タブレットを載せれば、料理中にレシピ動画を流してくれるポータブルテレビとしても活躍する。Mobile Baseには2600mAhの大容量バッテリーが内蔵されており、同社の空気清浄機を最大6時間(弱モード)運転できるパワーを備えている。
高度なセンシング技術と操作性
最新のdToF型LiDAR技術を搭載したK20+ Proは、パルスレーザーで周囲の障害物を精確に検知する。フロントと側面に搭載された3つのレーダーレーザーセンサーとAI障害物回避システムにより、散らかった部屋でもスムーズに走行できる。
また「落下防止センサー」によって階段などの段差を識別し、落下するリスクを防止する機能も備えている。操作方法も多彩で、アプリからマップ上のプリセットポイントをタッチして移動させたり、ロボットに搭載されたカメラから「ロボット目線」で自由に操作したりできる。
Alexaなどのスマートスピーカーによる音声操作にも対応しており、外出前に声をかけるだけでバッグを玄関まで持ってきてくれるといった使い方も可能だ。SwitchBot製品との連携によるオートメーションシーンの作成や、GPSジオフェンス機能による自動お出迎えなど、スマートな操作機能も充実している。
見守り機能でセキュリティ強化
K20+ Proは家庭内のセキュリティ面でも活躍する。キッチンに設置した水漏れセンサーの警報が発動した場合、K20+ Proをキッチンまで走らせて状況をリアルタイムで確認することができる。
見守りカメラを通してペットの居場所を探したり、様子を見たり、通話機能を使って呼びかけたりすることも可能だ。遠くに暮らす家族の安否確認や、常備薬などを運ぶといった使い方もできる。
SwitchBotは「お家に助っ人ロボットのある暮らしを、一日でも早く、一円でもお安く実現したい」という思いから、ロボット掃除機の技術を応用してK20+ Proを開発した。単なる掃除機能を超えた多機能ロボットとして、家庭内の様々なシーンで活躍することが期待される。
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