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生ゴミが4時間で”消滅”:AI搭載処理機で三角コーナー問題が解決した

助成金で実質負担は1/3に、植物の肥料にもなる「Dreame SF25」レビュー

Dreame SF25 Trash Compost Review 01

キッチンの悪臭が強制集結する一角、それがいわゆる「三角コーナー」と呼ばれるキッチンシンクの片隅だ。放置すると匂いだけではなく、“アイツ”(Gブリ)を寄せ付ける原因になり得ると聞いている。

……やだ!絶対にやだ!(僕は虫が基本的にそんなに得意ではない)

我が家は匂わない袋を使い、しっかり縛ってゴミ箱に捨てているが、毎日出る生ゴミをまとめると意外とかさばる。そもそも生ゴミは僕らにとっては「ゴミ」ではあるが、植物にとっては栄養素。気まぐれな飼い主によって厳しい生活を強いられている我が家の植物たちも、この生ゴミが栄養としてもらえればどれほど幸せだろうか……!

この我が家特有の問題を解決してくれる画期的な製品が現在、クラウドファンディング最終日だ。

開封してみたら「こんなに大きいのか」と思った

Dreame SF25 Trash Compost Review 02

生ゴミ処理機「Dreame SF25」が届いた。開封して最初に思ったのは「こんなに大きいのか」だった。しかし冷静に考えてみれば、生ゴミを処理するスペース、匂いを制御する活性炭フィルターのサイズを考えると、むしろ非常にコンパクトに収まっているとも言える。

Dreame SF25 Trash Compost Review 04

決して広くない我が家には置き場所に悩んでいるところではあるものの、部屋の片隅に置いても違和感がない角張ったデザインの筐体が個人的には気に入っている。パッと見た感じ、家電ぽさもない。これならキッチンじゃなくてもリビングの片隅でも違和感なく置けそうだ。

使い方は拍子抜けするほど簡単、4時間で粉末化

早速生ゴミを次々と放り込み、処理開始。あまりにも簡単で驚いた。フタを閉めてスイッチを押すだけ。これだけで、AIが生ゴミの量や水分を自動で判断し、最適な乾燥&粉砕モードで動いてくれる。

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表示される時間を待てば、この生ゴミが粉々になると思うと楽しみだ。

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表示は6時間と出ていたが、知らずのウチに終わっていた。おそらく4時間ほどで完了したようだ。空けてみてみると、粉々。手に取っても、元々生ゴミだったとは思えないほどパッサパサだ。植物たちから歓喜の声が聞こえる気がする(聞こえない)。

Dreame SF25 Trash Compost Review 12

このパッサパサの粉末、1週間ほど寝かせれば堆肥として使えるという。我が家の植物たちもこれで少しはマシな生活ができそうだ。体積は元の1割程度まで減っているから、ゴミ捨ての回数も激減しそう。

Dreame SF25 Trash Compost Review 13

音も匂いも全く気にならない、これは予想外

運転中の音は正直驚くほど静か。夜間に使っても全く気にならなかった。公式情報によると27dB未満だという。WHO(世界保健機関)が睡眠に適したレベルとして定める30dB未満を下回っているらしい。

脱臭フィルターの効果なのか、処理中も気になるニオイはなし。これは本当に助かる。本体のサイズも電子レンジの半分程度だから、棚の上やパントリーの片隅にも無理なく置ける。

仕様を確認すると、AIが生ゴミの水分と温度を毎秒4回リアルタイムで検出し、最適な処理時間を計算してくれているらしい。だから無駄な時間がなく、効率的に処理できるわけだ。容量は最大2.5Lで、3〜4人家族の生ゴミにも対応するという。減容率は最大90%というから驚きだ。

ただし投入できないゴミには注意が必要

便利な一方で、投入するゴミには少し気を使う必要がある。甲殻類の殻、貝殻、大型の骨、パイナップルの皮やへたなど、繊維の固いものは処理不可。卵の殻やゼラチン質も苦手だという。

内部はアルミチャンバーにナノセラミックコーティングが施されているため、これを傷つけるような硬いゴミは避けたほうが良い。僕のような雑な人間には少しだけハードルが高いかもしれない(笑)。

フィルターは6カ月が標準寿命で、水洗い(1回限定)で8カ月まで延ばせる。交換パーツは3,200円(予価)で入手可能だが、ランニングコストとして把握しておいたほうがいい。処理時の電気代は公称値で1回30円前後、月1,000円くらいになる家庭もありそうだ。

また、地域のゴミ分別ルールや条例も要確認。仕様や設計は今後微調整される可能性もあるから、家電の仕様だけでなく、生活スタイルやルールに合うか必ず確認してほしい。

助成金制度を活用すれば実質負担は大幅に減る

この機種は自治体の助成金対象になることがある。例えば千代田区では購入金額の2/3を区が負担してくれるため、税込39,980円のうち実質負担は13,380円になるという。東京都23区の一部でも同様の制度があるようだ。

ただし、自治体によっては指定販売店での購入やクラウドファンディングでの購入が対象外となる場合があるため、必ず事前に自治体へ直接問い合わせて、必要な購入方法や書類を確認してほしい。

生ゴミストレスから解放される生活、想像以上に快適

Dreame SF25 Trash Compost Review 03

Dreame SF25は、面倒だった生ゴミ処理のハードルをぐっと下げてくれる一台。導入すれば日々のゴミ問題はもちろん、「ニオイ」「虫」「ゴミ捨て回数」までごっそりストレスから解放されるはずだ。

そして何より、気まぐれな飼い主によって厳しい生活を強いられている我が家の植物たちも、これで少しはマシな生活ができるようになる。生ゴミが栄養になる。これほど理想的な循環はない。

ただし、投入できないゴミの制限、ランニングコスト、自治体ルールは必ず確認してから検討してほしい。最新ガジェットの力で少しだけ「暮らしを快適にしたい」という人なら、ぜひ試してみてほしい。

Dreame SF25のクラウドファンディングは本日最終日。興味がある人は是非この機会にチェックしてもらいたい。

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公開情報
更新日2025年11月30日
執筆者g.O.R.i
コメント(2件)

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  1. g.O.R.i(コメントID:706861)
    コメント先:通りすがりの読者(コメントID:706860)
    毎日生ゴミをこれに入れる、ここから出た元生ゴミを処理する、こいつをメンテナンスする 正直生ゴミを普通に処理してた方が楽で早そうな… ゴリさんのお家みたいに観葉植物とかその元生ゴミに使い道があるのなら話は別ですけど

    確かに長期的に使うとどうなるか、はもうちょっと使ってみないとマジで分からないですね……!メンテナンスじたいはそんなに難しくなさそうですが、とはいえ、メンテナンスはゼロではないですからね。その辺りどうなのか……!

  2. 通りすがりの読者(コメントID:706860)

    毎日生ゴミをこれに入れる、ここから出た元生ゴミを処理する、こいつをメンテナンスする

    正直生ゴミを普通に処理してた方が楽で早そうな…

    ゴリさんのお家みたいに観葉植物とかその元生ゴミに使い道があるのなら話は別ですけど

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