SwitchBot、給水・排水も自動化した”ガチな全自動ロボット掃除機”を発表
世界初となる、ゴミ収集ステーションと水交換ステーション分散型の「SwitchBotお掃除ロボット S10」を発表
SWITCHBOTは10月17日、給水・排水・清掃・モップ洗浄/乾燥・ゴミ収集まですべて自動で行うロボット掃除機「SwitchBotお掃除ロボット S10」を発表した。Kickstarterにてクラウドファンディングを行っている。
2つの”家”がある、世界初のデュアルステーション設計を採用
S10は、ゴミ収集ステーションとは別に水交換ステーションを用意。世界初のデュアルステーション設計を採用している。水交換ステーションには2本のチューブを完備され、洗濯機や食洗器と同じ原理で1本は配水管に、1本は下水管へ繋ぎ、全自動で給水・排水を行う仕組みだ。
モップの自動洗浄はS10本体で行ない、清掃後は直接排水を行なうため、菌が繁殖する原因となるモップ洗浄プレートや排水タンクがない。モップ搭載ロボット掃除機の悩みである「汚水タンクのイヤな臭い」「水交換ステーションのお手入れ」を解決している。
2つのステーションは場所を取るし邪魔、と思うかもしれないが、両方の機能を備えた他社の充電ステーションは非常に大きく場所を取る。S10は機能を2つのステーションに分離することで、省スペース化を実現している。
水交換ステーションは幅40㎝、高さ10㎝。洗濯機や食洗器のある家庭では付属品の「3Wayジョイント」を使用することで、洗濯機や食洗器の水道を共有できるという。洗濯機や食洗器がない場合でも、給水・排水チューブを直接配管に取り付けることで、水交換ステーションを限られたスペースに設置できる。
ロボット掃除機本体も優秀
S10のロボット掃除機としての機能もブランド最高峰だ。ブランド史上最大6,500Paの強吸引力を持ち、高精度のAI障害物回避システム搭載で、家具への衝突や引っ掛かり、立ち往生などのトラブルも大幅に軽減している。SwitchBotアプリからスマホから進入禁止エリアやバーチャルウォール、部屋指定清掃などの設定が可能だ。
水拭き用のモップは、一般的なロボット掃除機にあるような横向きに回転するモップではなく、1分間に300回転する業界初のローラーモップを採用。水拭きとモップの自洗を同時に行なう仕組みだ。
ロボット掃除機が給水ロボットに?SwitchBot 気化式加湿器も発売へ
S10と同時に発売される新製品「SwitchBot 気化式加湿器」は、S10を給水ロボットとして給排水ステーションから受け取った水を加湿器に運ぶことができる。