【レビュー】Dyson Digital Slim:V11より25%軽量化、妻も大喜び
V10からの買い換え、妻は「軽くなった」「吸引力が上がった」「使いやすい」と大絶賛
這いつくばる小さい子どもと床を舐める癖が治らない犬が共存する床を清潔に保つためには、強力な吸引力を持つダイソンの掃除機が欠かせない。同梱されているヘッドを使い分ければ隅々まで掃除でき、吸い取ったゴミの量を確認できる構造が気に入っている。
妻も「Dyson Cyclone V10」の吸引力は気に入っていたが、サイズと重さにに対する不満は度々口にしていた。妻の身長では扱いづらく、操作しづらいという。
ダイソンは先月、新製品「Dyson Digital Slim コードレスクリーナー」を発表。Dyson Digital Slimは、最上位モデル「Dyson Cyclone V11」の機能をベースに小型化され、約25%の軽量化を実現している。着脱可能なバッテリー、水洗い可能なダストビン、吸引力と電池持ちが分かる液晶ディスプレイの搭載など、使い勝手が向上しているそうだ。
まさに我が家の求めていたモデルと思い、購入を決意。想像以上のコンパクトさに加え、使い勝手や静音性に驚いた。
V10からの買い換え、目に見えて小型化および軽量化
Dyson Digital Slimへ買い換える前に使用していた機種は、Dyson Cyclone V10。2018年発売のモデルだが、翌年に発売されたDyson Cyclone V11は、V10と比べて吸引力が約25%向上、音が約11%低減されている。重量は、2.58kgのV10が、2.72kgのV11に対し、わずか1.9kg。
Dyson Digital SlimはV11ベースの機種。買い換えたことにより、吸引力の向上、音の低減、そして約0.68kgもの軽量化した筐体を手に入れた。
V10と比較しよう。小型化は一目瞭然だ。小さくなった分、クリアビンの容量は減っているが、掃除をするたびに中身を捨てているため不便はない。

延長ロングパイプも細く、短くなっている。身長が低い人でも操作しやすくなった。

標準搭載のヘッドは、従来の「ソフトローラークリーナーヘッド」より約40%小型化された「Slim Fluffyクリーナーヘッド」が用意されている。

幅は変わらないが、厚みが減った。ソファの下が掃除しやすくなった。

細かい改良で日々の掃除機掛けの快適度がアップ
Dyson Digital Slimを日々使用する中で気づいた、最新モデルの魅力を紹介する。
新クリーナーヘッドで壁の端が掃除しやすい
妻は、「以前に比べて壁際の掃除がしやすくなった」と言っている。Slim Fluffyクリーナーヘッドは、V10のソフトローラークリーナーヘッドに比べてクリーナー部分の横幅ギリギリまで吸込口がある。これが掃除がしやすくなった理由かもしれない。
回転ブラシは、ソフトナイロンフェルトブラシとカーボンファイバーブラシの2種類が組み合わさっている。構造は変わらないがカーボンファイバーブラシが長いため、叩き出し効果は増している可能性がある。
ヘッドを切り替えて隅々まで掃除できる
ダイソンは、用途に応じてヘッドを変更できる点が魅力。主に、ミニモーターヘッド、コンビネーションノズル、フトンツールの3種類を使用する頻度が高い。
特にコンビネーションノズルは、デスク周りやキーボードの掃除に使い勝手が良い。

LED隙間ノズルは、掃除しづらい隙間を照らしながら掃除ができる。ヘッド部分の先端が点灯する掃除機は使い勝手が良かったため、Slim Fluffyクリーナーヘッドにも同様の仕様にしてほしい。

トリガーが押しやすくなった
ダイソンの掃除機は、トリガーを引いた状態で掃除する仕組み。Dyson Digital Slimはトリガーの形状が見直され、押しやすくなった。
液晶表示のお陰で「なんで動作しないの?」が確認できる
Dyson Digital Slimには液晶ディスプレイが搭載され、現在の吸引モードや秒単位の残りの運転時間が表示される。
運転時間のリアルタイム表示にはそれほど必要性を感じないが、フィルターのメンテナンス時期、接続不良、異物の詰まりなどのトラブルに関する表示は便利だ。

着脱可能なバッテリーで長く使い続けられる
Dyson Digital Slimのバッテリーは着脱式だ。下部にある赤いボタンを押すことで簡単に取り外せる。
着脱式のメリットは、バッテリーがヘタってきたら簡単に交換できること。フィルターやヘッドも交換できるため、長く使い続けられそうだ。
同梱されている専用充電ドックが思いのほか良かった
僕が購入した「Dyson Digital Slim Fluffy+」には、専用充電ドックおよびツールクリップが同梱されている。台座が丸く壁際の設置がしづらいことを除き、頑丈かつシンプルで良い。

ただしドックおよびツールグリップは、同梱されている7つのヘッドのうち3つしか取り付けられない。この問題を解消するべく、「LANMU for Dyson」を購入。ドックにすべてのヘッドをまとめられた。

Dyson Digital Slimのまとめ
Dyson Digital Slimを実際に使い始めて感じた魅力は以下のとおり。
- 軽量化、小型化で掃除がしやすくなった
- トリガーが押しやすくなった
- ディスプレイはエラーの内容を知る上で便利
一見すると大した魅力ではないように見えるが、変わらない吸引力で軽量化および小型化の実現は大きい。特に場所が狭い上に掃除機を持ち上げなければならない階段掃除は、Dyson Digital Slimに変えてから格段にしやすくなった。妻は、使い勝手が改良されたことで「掃除のモチベーションが上がった」という。
在宅勤務をする人も増え、自宅で過ごす時間が増えている人も多いはず。確かな吸引力を持つDyson Digital Slimは、家の中を清潔に保つ強力なパートナーになるだろう。

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ダイソンに言ってくださいね?
重さがまだ重い手が疲れる、それと領収書発行システムがない公式サイトに。