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【レビュー】「Withings Home」ーースマホから自宅内をチェックできる環境センサー内蔵の見守りカメラ

Withings Home Camera for checking pets and babies

我が家では可愛いミニチュアダックスフンドを飼っている。あだ名は「まめ」。とにかく可愛い。

眠いんだってさー( ´・‿・`) #イヌミー

g.O.R.iさん(@planetofgori)が投稿した写真 –

可愛いのでいつも側にいてあげたいのだが、仕事やジムで外出することも少なくない。そこで役に立つのがスマホから遠隔操作可能な家庭用見守りカメラ。その場にいることができなくても出先でもペットの様子を確認することができるだけでも安心感が違う。

スマホと自動的に同期してくれるスマート体重計「Smart Body Analyzer WS-50」でお馴染みのWithingsから発売されている空気質センサー付きHDカメラ「Withings Home」を1台提供して頂いたので、その魅力や使い勝手を紹介する!

コンパクトで可愛い、インテリアに溶け込むデザイン

まずは外観から。「監視カメラ」と言われるとどこかメカメカしいデザインを想像するかもしれないが、「Withings Home」は見ての通り木目調がメインとなった円柱型のデザイン。圧迫感があるどころか存在感が無いほどインテリアの溶け込むような見た目だ。
Withings Home Camera for checking pets and babies

「Withings Home」はスタンド無しでも使用することができるが、この茶托のようなスタンド、実はこのように縁に本体を置くことによって上向きにすることができ……
Withings Home Stand

……反対縁を乗せることによって下向きにすることもできる。つまり、上下で角度を調整したい時に本体の外観を損なわずに変えることができるのだ。本体とスタンドはマグネットでくっつくようになっているため、安定感も問題なし。
Withings Home Stand

このデバイスの肝であるカメラは様々な条件下でベストな映像を手元のスマホに届けることができるように設計されている。視野角135度、500万画素のCMOSセンサーを搭載。カメラの向きは遠隔で移動させることはできないが、非常に広角なレンズを搭載しているため部屋の片隅に置いておけば部屋全体を見渡すことはできるだろう。ズームは最大12倍まで可能となっている。

部屋の電気が消えていても十分に明るく撮影することができる「ナイトビジョン(暗視)」機能を備える。赤外線LEDを使用しているため、光がほぼ無い状態でも白黒写真のような色合いで部屋の様子を見ることができた。
Withings Home Camera for checking pets and babies

専用アプリからはリアルタイム情報だけではなく、最大2日前の情報を確認することができる。24時間の情報をタイムラプス動画としてまとめてくれる機能も用意されている。これらはワンタップでシェアすることができるが、自宅の様子を晒したくなる理由が特に思い当たらない。

また、これまで使ってきた中でフレーム落ちらしいフレーム落ちもほとんど経験していない。これは最新の低遅延リアルタイム通信ウェブプロトコル「WebRTC」を採用していることで実現しているという。撮影される動画は1080p。

カメラの反対側にはUSBポート、Ethernetポート、Micro USBポートが揃っている。「Withings Home」はWi-FiもしくはEthernetケーブル(有線)でインターネットに接続していることが必須。また、本体もMicro USB経由で充電する必要があるため、電源が近くになければならない。部屋の中を常時監視し、スマホでいつでも見られるようにするということを考えるとこれは仕方がない。
Withings Home Camera for checking pets and babies

「Withings Home」は広角なカメラを搭載しているだけではなく、対応周波数300~16,000Hzの高品質な2Wスピーカーを搭載。エコーキャンセルおよびノイズリダクション技術が採用されているため、スマホからでも比較的クリアな音質でやり取りすることができる。
Withings Home Camera for checking pets and babies

ただ、冷静に考えてスマホ越しに音声を聞き取りたいのであれば本体にマイクがあれば十分。なぜこれほど立派なスピーカーが搭載されているのか。

実は、「Withings Home」のアプリから部屋に向かって音声を流すことが可能となっている。アプリを起動し、マイクボタンを長押しすることによって音声を部屋に送ることができる。他にもプリインストールされた子守唄をタイマー再生することもでき、小さいお子さんを寝付けることを想定していることが伺える。

子守唄を再生できるだけではなく、本体下のランプ部分が連動し、穏やかで優しい光を演出して子どもを安らかな眠りに誘ってくれる。これらは自分でカスタマイズすることはできないが「曲のジャンル + ランプのカラートーン」のプレセットが複数用意されているので、それらの中から使用したいものを選ぶ仕組みになっている。
Withings Home Camera for checking pets and babies

なお、初期設定中は現在の様子を知らせる役割も持つ。
Withings Home Camera for checking pets and babies

「Apple Watch]とも連携!物音や動きがあると通知

「Withings Home」が設置されていれば、わざわざ自分で室内の状況を確認する必要はない。室内に変化があった場合、自動的に手元のデバイス宛に通知が送られてくるからだ。

内蔵マイク、光センサー、加速度センサーを駆使し、監視している範囲に何か変化が起きた場合は即座に通知が飛ぶ。また、空気内に含まれる揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds:VOC)を検知する環境センサーも搭載されているため、空気質に変化があった場合も知らせてくれる。

もちろんこれらの通知は消すこともできる。常時監視と記録を行い必要に応じてプッシュ通知を送る「アクティブモニタリング」、監視と記録は行うが通知はしない「サイレントモード」、音や声を完治するとオーディオを自動再生する「ベビーモニター」、そして完全にオフにする「カメラオフ」から選ぶことができる。

これらを踏まえて「Withings Home」が役立つのは小さいお子さんがいる家庭、もしくはペットを飼っている家庭ではないだろうか。実際、僕はまめを出先で確認することができるようになり、安心感が増した。

下記動画で想定されている利用シーンが紹介されているので、参考にどうぞ!

子どもが帰宅するなり通知が母親のところに送られ、仕事中の母親は「Withings Home」を通じて子どものその日の出来事を子どもの様子を見ながら話掛けることができる。ランニング中にペットが部屋で大暴れしている様子も逃さない。赤ちゃんの変化にいち早く気付くことができるだけではなく、優しい光と子守唄を流すこともできる。

自宅を見守る見守りカメラ「Withings Home」。自宅の様子をいつでもどこでも確認できるようにしたいという人は下記からチェックしてみるべし!専用アプリも併せてどうぞ。

追記】WithingsがNokiaに買収されたことに伴い、「Nokia Home」に名称が変更された。

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更新日2017年10月22日
執筆者g.O.R.i
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