高額だけど買って良かったもの、これから買いたいもの
購入したことで生活の質が向上したり、作業効率が上がったりしたものをピックアップ
毎年年末になると「買って良かったもの」関連コンテンツがインターネットで溢れかえる。ゴリミーもその一端を担っていると言わざるを得ない。
「買って良かった」は様々な切り口が存在するが、本記事では自分が書斎で日常的に使っているもので「高額だけど買ってよかった」と思えるものをリストアップしてみた。最近買ったものもあれば、数年間使っているものもある。購入したことで生活の質が向上したり、作業効率が上がったりしたものもある。今後大きな買い物をする際の参考にしてもらえたら幸いだ。
また、同時に同じような理由でこれから買いたいと思っている高額なものをリストアップしてみた。すでに同じ商品を持っている人、使った経験がある人、他のおすすめの商品がある人是非コメント欄で教えてもらいたい。
買って良かった高額なもの
ロボット掃除機
今年1番興味を持った家電は、ロボット掃除機かもしれない。家の床掃除が圧倒的に楽になったことで愛用中のロボット掃除機達に愛着が爆上がりだ。それぞれ多少のメンテナンスは必要だが、日々楽させてもらっていることを考えると、数十分で完了するメンテナンスに文句は言うべきではないだろう。
何度でも言いたいが、ロボット掃除機は高性能の物を買ったほうがいい。我が家で使っているロボット掃除機は以下の2台。特にクールな見た目を持つEufy Robot Vacuum Omni S1 Proは2階に、見た目が可愛らしく白さが魅力のNarwal Freo X Ultraはリビングのある1階に配置している。
買って良かった理由は、床の拭き掃除だ。最近の小中学生は学校の雑巾がけをする機会があるか分からないが、僕の時代は大掃除などでさせられた。雑巾がけが終わった後の床は、いくら子ども達が雑にやったとしてもそれなりに綺麗になる。
僕が導入しているロボット掃除機は2台とも強力なモップ機能があり、それぞれ自動で洗浄・乾燥まで行ってくれる。床が常にピカピカになり、フローリングでゴロゴロしても罪悪感がない。小さい子どもがいるからこそ重宝しているが、床は綺麗であることに越したことはない。手間をかけて綺麗にしたくないという思いを、ロボット掃除機が代わりに実現してくれる点が魅力なのだ。
最近のロボット掃除機は優秀だ。ロボット掃除機を購入するのであれば、自動洗浄・乾燥機能付きの床拭き掃除対応製品の購入を強くおすすめする。
ダイソンの空気清浄機
僕はダイソン製品が大好きで、ダイソンの掃除機とダイソンの空気清浄機を愛用している。本記事は「書斎で使用」という条件を設けているので、ダイソンの空気清浄機に特化して説明する。
ダイソンの空気清浄機で最も魅力だと思っているのは、見た目の格好良さとメンテナンス性の低さだ。特にメンテナンスは年に1回程度で済み、アプリで交換を知らせてくれるため、忘れるはずがない。見た目は今回、ブラック/ニッケルのモデルを買ったため、部屋とマッチしており気に入っている。
空気清浄機の効果は正直、自分では分からない。動作していてもホコリは溜まるし、風邪だってひく。しかし、一時期咳き込んでいた子ども達の部屋にダイソンの空気清浄機を設置したところ、「やらせか?」と思うほど咳き込まなくなったため、ダイソンの空気清浄機は一定の効果があると信じている。
良いスピーカーとサブウーファー
MacBook Proが現在の筐体を採用してから、スピーカーの音質に興味を持つようになった。良い音で聞く音楽は、良い。作業環境で良い音が楽しめるようにしたいと思うようになるのは必然だ。
当初はAudioengine A2+を設置していたが、音圧が物足りなくなりサブウーファーAudioengine S6を導入。最近はスピーカーをAudioengine A5+に乗り換え、ますます楽しくなってきた。普段はBGMを流さず無音で作業することが多いが、スピーカーをアップグレードしたからつい音楽を流したくなってしまう。良い作業音楽があったら教えてほしい。
スペックを持った高性能Mac
僕は現在、M3 Maxチップを搭載した14インチMacBook Proを使っている。これまで何かしらの理由を付けて毎年買い換えてきたが、M3 Maxチップの性能に全く不満を感じておらず、M4チップの性能を手に入れたところで持て余してしまうため、今年は久しぶりに更新を見送った。
最近は動画を編集する機会が以前より増えており、求められるマシーンスペックが引き上がった。M3 Maxチップを購入したことで、動画の書き出しも素早く無駄な待ち時間が発生しない。慣れない動画編集におけるストレスポイントが最初から少ないことは非常に良い。
今年のMacBook Proシリーズのうち、M4モデルが”コスパ最強モデル”であることは言うまでもないが、今後作業内容の負荷が高くなる可能性があれば、M4 ProやM4 Maxモデルを選んでおいたほうが数年間安心して使い続けられるだろう。ちなみにAI時代に備えてメモリは少し多めに盛っておくと良いだろう。ストレージは外付けドライブで代用できるが、メモリは後から一切増やせないからだ。
なおM4やM4 ProチップはCPUを中心に性能が劇的に向上しているが、動画の書き出しなどはメディアエンジンが2つ搭載されているMaxチップに分があり、M3 MaxチップのほうがM4やM4 ProチップのMacBook Proより書き出しは早くなる傾向にある。
ディスプレイ
Mac関連の話で言うと、外部ディスプレイを導入するのであれば、最初から高性能なディスプレイを買っておくと良い。奥行きがある程度確保できる空間で作業しているのであれば、上下2段重ねの5K2Kウルトラワイドディスプレイ構成が最もおすすめだ。
理由は3つ。1つ目は、左右に首を振るより身体への負担が少ないから。2つ目は、疑似解像度を価格しても多くの情報量を表示できるから。3つ目は、最大2枚の外部ディスプレイ出力に制限されているMacでも同じ環境を再現できるからだ。
1つ目は説明するまでもないだろう。2つ目は、ウルトラワイドディスプレイの高解像度を活かし、画面上に表示される要素を少し大きくしても広い作業領域を確保できるから。
【ウルトラワイドモニターと解像度】
最近ウルトラワイドモニターの解像度を少し下げたのね。40インチのほうを、3840×1620→3200×1350に。34インチのほうも3379×1426→2560×1080に。… pic.twitter.com/ZG0KxqCb2Q— g.O.R.i(ゴリミー管理人) (@planetofgori) November 29, 2024
3つ目は、M3 Max MacBook Proでも予備として取ってあるM2 Pro MacBook Proでも、ディスプレイに接続すれば同じ作業環境を再現できるからだ。
高額なディスプレイは色味やリフレッシュレートなどディスプレイパネルの仕様だけではなく、デザインや質感などにも差が出てくる。ディスプレイは一般的に長く使い続けるものだ。長く使い続けたいのであれば、長く使い続けられるディスプレイを選ぶべきだ。ただし高額だからといってあらゆる性能が備わっているとは限らない(例:26万円以上するApple Studio DisplayはHDR非対応)ため、目当ての製品を使っている人のレビューなどを参考に選んだほうが失敗しないだろう。
僕は現在、40WP95C-Wと34WK95U-Wを愛用中。いずれも素晴らしい製品で長く使い続けられそうだ。
良いマウス、良いキーボード
マウスとキーボードは人によって好みが全く異なる。特にキーボードは”沼”があり、そのさらに深い沼として”自作キーボード”というドロドロとした世界戦もあるが、ひとまず「心地良くタイピングできる」「タイピングしていて疲れない」と実感できるキーボードを探すべきだ。
僕は仕事柄文字を打っている時間が長い。キーボードの打鍵感も大事だが、打つ際の音や感触も大事。こだわり始めるとキリがないが、幸いにもメカニカルキーボードは最近盛り上がっており、根気強く探せば好みのキーボードに辿りつくだろう。
僕はKeychron Q1 Maxのバナナ軸を愛用中。元々メカニカルキーボードは茶軸派だったが、バナナ軸に出会って以来、すっかり虜になってしまった。左上にあるノブで音量の調整を行えること、矢印キーが他のキーとわずかに離れた位置にあるため押し間違いが少なくて済むことに魅力を感じている。
マウスもまた沼があり、トラックボール派とマウス派が存在している。僕はトラックボールに馴染めず、マウスを愛用中。最近、愛用していたMX MASTER 3sがわずか1年未満で故障してしまったためMX Master 3に戻しているが、やはり静音性の優れたモデルに戻したいという思いが強く、買い直す予定だ。
キーボードもマウスも、作業に直結するデバイスだ。自分に合うものを選ぶことで、気持ちも作業効率も向上するに違いない。
長く使える丈夫な机用の天板と体勢を支えてくれる椅子
現在使っている椅子は、会社と同じものにしたいという理由で独立時に買ったオカムラのコンテッサ。10年以上経ってもへたる様子が全く見られない。
机は昨年末に満を持して購入したKANADEMONOの電動昇降デスク。昇降機能は自動で動作せず、Flexispot製品と比べて動作音が大きいなど、電動昇降脚はKANADEMONO以外での購入を強くおすすめするが、天板は一生ものであろうウォルナット製のものを購入し、心の底から満足している。天板を我が子のように大事に使う人もいるが、僕は傷は全く気にせず自由に使っている。傷は良い味になるだろう。
椅子も机も、頻繁に買い換えるものではない。絶対に超えられない予算があるのであれば仕方がないが、何年も使い続ける前提で購入するのであれば、机と椅子は妥協せず良い物を買ったほうがいい。
これから買いたい高額なもの
リカバリーウェア
冬はパジャマが悩みだ。夏はショートパンツに使い古したTシャツで十分。冬はスウェットでも良いと思っていたが、アラフォーとして身体のケアが気になるお年頃。寝ている時間を無駄にしないどころか、翌朝に向けて整えてくれるリカバリーウェアに興味が沸いている。
現在目星を付けているのは、TENTIALのBAKUNEという製品。「爆寝」をローマ字表記した製品だと思われるが、名前のとおり爆寝しリカバリーするのであれば、仮に2万円以上する製品だとしても購入する価値は十分にあるはずだ。
いやしかしスウェットで寝ている僕からすれば、「2万円のパジャマ?正気?」という気持ちでもある。しかし年齢には抗えない。リカバリーすることを信じよう。
オーディオインタフェース
Amazonブラックフライデーでガチで買いたいものまとめに入れていたオーディオインタフェース「MOTU M2」は未だに購入できていない。興味はあるものの、主に期待している効果はスピーカーの音質向上。すでに満足している状況で、オーディオインタフェースを追加することでどれほど体感できるのか分からず、購入に踏み切れていない。
なおAmazonブラックフライデーでセールにならなかったという点も二の足を踏んでいる理由でもある。オーディオインタフェース、必要だろうか。有職者の皆さん、是非教えてください。
超高精度人感センサー
海外では一定の認知度があり、国内ではじわじわと認知度が向上しているスマートホームブランドのAqara製HomeKit対応製品のうち、超高精度の人感センサーが非常に気になっている。
書斎にある照明はスマートホーム化できないものは設置しないことを徹底しているが、リビングなど家族との共通空間は、かえって使い勝手が悪くならないようなカスタマイズが必要だ。
Aqaraの人感センサー「FP2」はミリ波を利用することで超高精度に人の位置を検出できる。導入することで、特定の位置に人がいるときに特定の電球を付けたり、消したり、明るさを調整したり、色温度を変えたりすることができる。初期設定は大変そうだが、結果的に家族の生活が快適になるのであれば、是非とも導入したいところだ。
通常価格は約1.6万円となっており「さすがにいくら精度が高くても人感センサーに1.6万円は払えない」と思っていたが、現在、約9,000円で購入できる。かなり前向きに検討している。
ジェスチャーが利用できるスマートカメラ
同じくAqaraから発売されている、ジェスチャー対応のスマートカメラも気になっている。ハンドジェスチャーでコマンドが実行できる近未来感に惹かれるだけではなく、顔認識するため、セキュリティの観点でも魅力的だ。
270度見合わす機能があるため、広範囲でモニタリングできる。最近、犬が荒れておりリビングルームにある至るモノを漁るため、是非とも設置したい。
照明です!これはIKEAの廃盤になった照明ですー!
ロボット掃除機の写真に映り込んでいる暖色系の照明?のような物が気になっているんですがこちらって照明でしょうか??暖房器具??
ちょうど暖房器具を探しておりおしゃれだなぁと思ったので気になりました!