14インチMacBook Proはエコノミークラスで使えるのか。実機検証レポート
長時間フライト中の作業環境を徹底検証、可能だが快適とは言えない現実
飛行機のエコノミークラスで長時間のフライト中に作業をしたいと考えたことはないだろうか。特に海外出張や旅行などで10時間以上のフライトともなれば、その時間を有効活用したいと考えるのは当然だ。
そこで気になるのが、近年大型化が進むノートPCがエコノミークラスの狭いテーブルに収まるかどうか。今回は14インチMacBook Proを実際にエコノミークラスのデスクに置いて検証してみた。結論から言えば、作業は可能だが決して快適とは言えない状況だった。
エコノミークラスのテーブルに14インチMacBook Proは収まるのか
結論から言うと、14インチMacBook Proはエコノミークラスのテーブルに完全には収まらない。しかし、一応載せることはできる。
テーブルの上に置いてみると、MacBook Proの両端がテーブルからはみ出してしまう状態になる。それでも何とか安定させることはでき、キーボード操作やトラックパッドの操作に支障が出るほどではない。
約1時間半の作業検証で見えてきた現実
実際に約1時間半ほど作業をしてみた結果、作業自体は可能であることが分かった。しかし、快適とは程遠い環境であることも事実だ。
エコノミークラスの席は隣との間隔が狭いため、必然的に脇を締めた状態での作業を強いられる。これが長時間続くと、肩や腕、首などに相当な負担がかかってくる。
また、前の座席との距離も近いため、画面の角度調整も限られてしまう。これにより目線の位置が不自然になり、首や背中への負担も増加する。
長時間フライトでの作業を考えている人への注意点
エコノミークラスで長時間の移動中に作業をしたいと考えている人は、以下の点に注意したほうが良いだろう。
- 不自然な姿勢での作業が長時間続くため、身体への負荷は想像以上
- 定期的に休憩を取り、ストレッチをすることが重要
- 可能であれば、作業時間を区切って行うことをおすすめ
また、機種によってはさらに大きなノートPCの場合、そもそも設置が困難になる可能性もある。16インチモデルともなれば、さらに厳しい状況になることは容易に想像できる。
まとめ:可能だが推奨はできない
14インチMacBook Proでのエコノミークラスでの作業は、不可能ではないが推奨できるものでもない。作業できないよりは断然良いが、長時間の作業は身体への負担が大きい。
どうしても機内で作業が必要な場合は、より小型の11〜13インチクラスのノートPCやiPadなどのタブレットを検討するか、可能であればプレミアムエコノミーやビジネスクラスへのアップグレードも視野に入れるべきだろう。
結局のところ、エコノミークラスでの作業環境は妥協の産物。必要に迫られた時の選択肢として覚えておくといいだろう。
Macの公式情報・購入ページ
- ノート型Mac ▶ MacBook Air / MacBook Pro
- デスクトップ型Mac ▶ iMac / Mac Pro / Mac Studio / Mac mini
- 各モデル比較 ▶ Macを比較
- Macアクセサリ ▶ Apple公式ストア / Amazon
- 整備済商品(公式の新中古品) ▶ Apple公式ストア(整備済み商品とは?)
- 学割(教員・PTA役員も対象) ▶ 学生・教員向けストア(学生・教職員向けストアとは?)
ビルゲイツは「到着時間はエコノミーでも変わらない(からエコノミーでいい)」
という趣旨の事を言っていましたが、飛行機内でも無線LANが使える今
時間の有効利用方法が増えたのでそうでもないのかもしれませんね。
※余談ですが上のコメ書く前に一応調べたら、上記の話をデマ扱いしている人が結構居ました。
一応理由を立ててそれを説明しているものの、事実確認というより当人の思想優先で
MS日本法人初代社長の古川氏がエコノミーエピソードを普通に紹介していたというオチ。
最も(記事執筆時点で)最近はプライベートジェットを利用しているとありましたが。
機内でビジネスしたいならビジネスクラスに乗ろう!ってことですね!