14インチMacBook Pro、「欲しい」と「要らない」の狭間
「MacBook Proは全盛りで買っておけば間違いない」という時代が終わったからこそ悩む
新型MacBook Pro(2021)が、早ければWWDC 2021で正式に発表される可能性がある。14インチと16インチが用意され、フラットなデザインの採用、SDカードスロットとHDMIポート、充電用MagSafeの搭載、Touch Barの廃止などが特徴。10コアのCPU、16コア/32コアのGPUを内蔵した「M1X」チップを搭載し、電池持ちは最大30時間、価格は据え置きになると噂されている。
僕の生活は、MacBook Proに支えられている。マシーンパワーが向上すれば作業効率も比例して上がるため、MacBook Proの新モデルが登場する度に惜しみなく投資してきた。「買ったからには仕事を頑張るぞ」と自分を奮い立たせる意味もある。
新型MacBook Proが発売されたら、14インチモデルを必ず買う。例年であれば迷いはないが、今年は思い切りに欠ける。M1 MacBook Proという素晴らしい存在があるからだ。
14インチMacBook Proに期待している3つ特徴
14インチMacBook Proが欲しい理由は以下のとおり。
- 刷新されたデザイン
- Touch Barの廃止
- SDカードスロットの復活
新デザインで画面の大型化
M1 MacBook Proのデザインには、これと言った不満はない。しかしベゼルの薄型化により、筐体サイズをほぼ変えずに画面サイズを13.3インチから14インチになるならば、デザインの刷新は大歓迎だ。
Touch Barとの決別
Touch Barの廃止と物理ファンクションキーの復活は、期待値が高い。
今となってはインターネット屈指のアンチTouch Barブロガーとして確固たる地位を確立してしまい、「邪魔だとは思うけど言うほど嫌いではない」と思っていた時期もあった。しかし先日、Touch Barが正しく動作せず再起動する必要性に迫られ、やはり存在価値のない邪悪な存在であり、一刻も早くこの世から駆除されるべきであると確信した。
カメラのデータ移動が効率化するSDカードスロット
SDカードスロットの復活は賛否両論あるが、僕が使用するカメラの記録メディアはSDカードだ。直接SDカードを本体に挿せることで、USBハブを探す手間が省ける。
M1 MacBook Proの満足度は高く、スペックも十分
14インチMacBook Proを買えば、作業効率が向上することは目に見えている。買い換える十分な理由があると分かっているが、心のどこかで「今年は見送っても良いんじゃない?」とささやく悪魔がいるのだ。
買い替えを躊躇する主な理由は以下のとおり。
- M1チップにスペック不足を感じない
- 電池不足に不満がない
- ディスプレイ性能向上の恩恵を受けられない
僕の作業ではM1でも十分
M1チップのパフォーマンスには不満がない。強いて言えば外部ディスプレイの出力枚数は増やしてほしいが、DisplayLinkの使用で2枚以上の出力が実現できており、困っていない。
ハードウェアの性能向上よりも、サードパーティアプリケーションのAppleシリコン対応が待たれる。
使い切れないほどの電池持ち
M1 MacBook Proは、ワイヤレスネットインターネットで最大17時間、ビデオ再生で最大20時間の電池持ちを実現している。新型MacBook Proは「最大23時間」と噂されており、さらなる改善が期待される。
電池持ちは長いことに越したことはないが、M1 MacBook Proでも十分だ。1日中使い倒しても、電池を使い切ることが難しいと感じるほど電池持ちが良い。
ミニLEDになっても恩恵は受けづらい
新型MacBook ProがミニLEDディスプレイを搭載する噂がある。MacBook Pro単体で作業する場合は恩恵に預かれるが、自宅で外部ディスプレイ使用時はサブ画面として机の端に追いやられている。最新ディスプレイ技術を搭載しても、活用できない。
「とにかく一番良いものを」という選び方の終焉か
M1 MacBook Proの登場で、「MacBook Proは全盛りで買っておけば間違いない」という時代は終わった。パフォーマンスにおける不満はすべて解消した。だからこそ14インチMacBook Proへの買い替えに迷いが出ている。
僕はMacの中でMacBook Proが一番好きだ。毎年買い替えているため、ゴリミーとして「買わない」という選択肢はない。14インチMacBook Proは確実に買う。入手後すぐにM1 MacBook Proから環境を移行し、メインマシーンとして使い始めるだろう。
しかしこれだけの愛情と覚悟があっても、購入への迷いが生まれる。14インチMacBook Proに対する世の中の期待値は高まっているが、M1 MacBook Proで満足していれば焦って買い換える必要はない。Macに何を求めているのか、何を必要としているのか、改めて考えたうえで正式発表を待つと良いだろう。
ああ、14インチになっても13インチAirと同じ重量だったら超テンション上がりますねw そして仮にそうなった場合、次のAirはマジで1kgとか切るかもしれませんね……12インチモデルの復刻………
現行のM1チップ13インチは、ノート型Macとして一つの完成形かなと。個人的には14インチになった上でAir並みに軽量化するなら、買い替えもアリかなと思いますね、、
あーなるほど、バッテリーとかそういうのも気にしないといけないんですね!
最近の機種ではわかりませんが、古い機種だと対応ケーブルが古いので速度が出ないのと、あとはバッテリー気にしなければならないというのがありますね
あと自分の場合は、デジカメよりもハンディカムで撮ったビデオデータのほうが容量大きいので、SDでやるほうが早いです。
僕はデジカメ持ってないからよく知らないんですけどSDカードで直接データのやり取りするのとカメラからケーブル経由で通信するのだとやっぱり速度とか違うんですかね?
必要ない人にとっては無駄かもしれませんが、必要な人にとっては待望の復活なんですよねー。
iMacでSDカードスロット排除されたし、そのあとに出る機種も同様の流れになりそうだと思います
必要ない人にとっては無駄な穴でしかないですしね。HDMIもそうですけど
ナイス正論!
実機見る前に答えが出るはずがない。
その通りだと思うんですが、エントリーモデルがTouch Barのせいで価格上がったりすると本末転倒ですよね…😭
他のパーツで削減したりするんだろうか…。
超同意!!!!!
Touch bar はプロモデルじゃなくて、ファンクションキーをあまり使わない初心者向けのエントリーモデルに搭載した方が理にかなってると思うんだよなぁ
「新製品を買う必要あるのか?」って悩んでいたのに、発表後に興奮してその勢いでポチってしまうくらい性能アップして欲しいな
外部ディスプレイを使う身としてはモニターの改善よりはCPUやGPUの大幅性能アップに期待
USB-Cポートを使った充電は普通にできると思いますよー。iPhoneで有線とワイヤレスの両方があるように、新たな充電方法として追加されるんだと思います!
16インチは2019年に出たので、15インチの話ですかね?だとしたら物持ちがめちゃくちゃいいですね……
確かに出た当初はすごいと思った気がしなくもないです……!
早くTouch Barいなくなれー💢
せっかくUSB-Cでケーブルが統一出来てきたのに独自規格の充電ポートはやめてほしい…
Apple系ブロガーだから記事のネタとして正当化される買い替えスパンだよね、てか買うべき。何なら16インチもw
使い方から考えるとアタオカレベルだけどw
俺なんて2013年の16インチ全部入りがバッテリーへたった以外はまだもうちょい現役でいけそうだけど、流石に次の16インチは物欲も刺激されて買っちゃうかな〜ってレベル
Touch Bar、最初に出たときはCMを何回も見直すほどカッケー!と思ったんだけどな
ワロタw
> 存在価値のない邪悪な存在であり、一刻も早くこの世から駆除されるべきであると確信した。