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ダイソンの空気清浄機最新モデル、風量倍増・静音性は期待どおり。あとは性能を活かせる広い家があれば…

Dyson Purifier Big+Quiet 空気清浄機を導入してみた

Dyson Purifier Big+Quiet Review 07

目に見えない敵と戦ってくれるダイソンの空気清浄機は、我が家で欠かせない家電製品の1つだ。効果を目視することはできず、体感も「空気清浄機のお陰」と言い切ることはできない。しかしダイソンの空気清浄機は、これまで度々発表会などに参加させてもらっており、「なるほどっ、だから空気が綺麗になるのか」という納得感のもと購入している。

我が家では現在、「Dyson Purifier Hot+Cool Formaldehyde」が主要の部屋で稼働している。ファンヒーター機能は活用できていないが、空気清浄機時々扇風機としては年間通じて活躍してくれている。フィルターの交換も簡単かつアプリで知らせてくれるため、日々の手入れが苦手な僕でも安心して扱える。

絶大な信頼を寄せているダイソンは今年10月、同社史上最もパワフルかつ最も静かな空気清浄機「Dyson Purifier Big+Quiet発表した。ダイソンより期間限定で貸し出してもらったため、使用感や使い勝手などを紹介する。

確かな風量、迫力満点のサイズに似合わない静音性

Dyson Purifier Big+Quietは製品名のとおり、「ビッグ(大きい)」で「クワイエット(静か)」だ。サイズを活かし、円錐の空気力学により風量を従来モデルの2倍に向上させ、10メートル先の空気まで循環させるパワフルな循環力とともに、音響工学に基づく再設計による運転音の低減に成功しているという。

フィルターシステムも改良されている。従来モデルより3.8倍大きいH13規格の高性能HEPAフィルターは、ホコリ、花粉、また0.1μm以下の粒子状物質を99.95%除去し、最長5年間持続する。従来モデルは約1年で交換することを考えると、交換までの期間が5倍に長くなるのは最高だ。

Dyson Purifier Big+Quietは「知らずのうちに冷蔵庫でも買ったんか?」と思うほど巨大な箱で届いた。フィルター部分(網状の円錐)とファン部分(逆さまにしたカヌレのような部分)は分離した状態で届くため、取り付けて電源を挿すだけで使い始めることができる。初期セットアップが簡単な点は素晴らしい。
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ファン部分

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コンセントは存在感があり、曲げづらい

電源のオンオフは中央にあるボタンで行う。液晶ディスプレイが用意されており、付属のリモコンで表示を切り替えられる。ディスプレイはやや上を向いているため、座った位置からはDyson Purifier Hot+Cool Formaldehydeより見づらいが、アプリと連携すれば解決する。iPhoneがあれば電源のオン・オフだけではなく、いつでも空気の状態をリアルタイムでモニタリングできたり、起動スケジュールを設定できたりする。

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ディスプレイ部分で空気質などを確認できる

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リモコンは本体側面にマグネットで装着する

気になるサイズだが、Dyson Purifier Hot+Cool Formaldehydeと比べて高さはそれほど変わらないが、円柱部分が巨大だ。小学校の給食が作られる鍋ぐらい大きい。
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Dyson Purifier Hot+Cool Formaldehydeとのサイズ比較

リビングが広く取られている家庭などではこのサイズが合っても違和感はないだろう。決して広くはない我が家では残念ながらマッチしないサイズだったため、玄関に設置してみた。家庭として絶対に体調を崩せないイベントがあり、Dyson Purifier Big+Quietに守護神として活躍してもらった。
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我が家の空気の守護神

我が家は体調を崩さずにイベントを乗り越えられた。Dyson Purifier Big+Quietによるものだったかは不明だが、汚れた空気を検知する能力の高さに驚いたエピソードを紹介したい。

僕の部屋は玄関から少し離れた位置にある。下記写真の奥にみえる扉が、僕の書斎だ。
Dyson Purifier Big+Quiet Review 02

書斎でアルコールを含むウェットティッシュを使い拭き上げを行っていたところ、近くにあったDyson Purifier Hot+Cool Formaldehydeとほぼ同じタイミングでDyson Purifier Big+Quietが反応した。いずれも瞬時に高い風量で稼働したが、Dyson Purifier Big+Quietのほうが風量は強く動作は静かだった。「ビッグ」と「クワイエット」を製品名に入れるだけの性能は確実に持ち合わせていると実感した。

実はDyson Purifier Big+QuietDyson Purifier Hot+Cool Formaldehydeは同じ価格で購入できる。個人的には家さえもっと広ければ最新モデルを積極的に導入したいが、部屋の広さに対してオーバースペックであると実感。引き続きDyson Purifier Hot+Cool Formaldehydeに活躍してもらうつもりだ。

家庭だけではなく、オフィスやスタジオなど広い空間の空気を綺麗に保ちたいニーズがあれば、Dyson Purifier Big+Quietの導入を検討してもらいたい。

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更新日2023年12月08日
執筆者g.O.R.i
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