M1 Mac、突然スクリーンセーバーが起動し復帰しない不具合が発生か
ログインユーザーを素早く切り替える「ファストユーザースイッチ」機能が原因の可能性
一部のM1 Macで、スクリーンセーバーがランダムに起動する不具合が報告されている。ログインユーザーを素早く切り替える「ファストユーザースイッチ」機能が原因の1つと見られており、国内外共通して複数アカウントを設定しているユーザーからの報告が多い。
ファストユーザースイッチは、本来は指定した別アカウントに画面が切り替わるはずだが、突然スクリーンセーバーが起動し操作ができなくなる。マウスカーソルは反応するが、スクリーンセーバーが解除されず、デスクトップに戻れない状態になるそうだ。
Anyone else on an M1 Mac and/or Big Sur having issues with the screensaver turning on every ~20 minutes and locking the computer? Disabling the screensaver completely in Settings didn’t fix it. Logging in over and over eventually fixes it, but it’s quite annoying. pic.twitter.com/eQOE55oigD
— David Barnard (@drbarnard) 2020年12月16日
暫定的な対処法はあるが、根本的解決策はない
国内のApple コミュニティおよびTwitterでも同様の不具合を指摘する声が多い。ファストユーザースイッチを無効化すれば、不具合は発生しなくなる。スクリーンセーバーをすべてのアカウントで無効化しても、問題は発生すると報告されている。
またM1 MacBook AirおよびMacBook Proの場合、一度ディスプレイを閉じて開き直す、電源ボタンを軽く押す、ログイン画面に戻るキーボードショートカット「option + shift + command + Q」の実行で、スクリーンセーバーを解除できるという。
不具合が報告されているのは、M1チップ搭載のMac全機種。macOS Big Surの最新バージョンに限らずすべてのバージョンで発生している。根本的な解決策は存在せず、ソフトウェア・アップデートによる修正を待つ必要がある。
こちらでは、WebDAVに接続して、ファイル名を変更しようとすると100%落ちます。環境によるかもしれません。