もし自分が学生だったら、どのMacを買うか考えてみた【2021年版】

Appleが4月20日までの期間限定で、学生および教職員を対象とした「新学期をはじめよう」キャンペーンを開催している。学生・教職員向けストアは通常価格の10％オフで購入できるが、キャンペーン期間中は、さらに対象となるMacの購入で18,000円相当、iPadの購入で12,000円相当のApple Storeギフトカードがもらえる。

もし僕が2021年4月現在、学生に戻ったとしたらどのMacを選ぶだろうか。

M1 MacBook Airを購入、選んだスペックとその理由

僕が学生としてMacを購入するならば、M1 MacBook Airを以下の構成を選ぶだろう。

学生・教職員向け価格＝学生・教職員ストアよりキャプチャ

• 8コアCPU、8コアGPU、16コアNeural Engineを搭載したApple M1チップ
• 16GBユニファイドメモリ
• 1TB SSDストレージ
• True Tone搭載Retinaディスプレイ
• バックライトMagic Keyboard – 英語（米国）

昨年同じテーマで考えたときは、16インチ型MacBook Proを選んだ。現在はM1 MacBook Proをメインマシーンにしており、様々な不具合があるものの費用対効果を考えたときにM1 MacBook Airを選ぶだろう。「今、学生におすすめのMacは？」と聞かれた場合、まずはM1 MacBook Airを提案する。

なぜMacBook Airなのか

MacBook Airを選ぶ理由は、費用対効果。M1チップは仕様が共通しているため、高画質の動画の書き出しなどを行わない限りはM1 MacBook Proと性能差は体感しづらい。

電池持ちはM1 MacBook Proと比べると少し短いが、学生としては十分。代わりに充電に必要とする電力が30Wで済むため、持ち運ぶ充電器はフリスクサイズになる。片手サイズのモバイルバッテリーでも充電できる。

MacBook Proと比べてわずかに軽い。手前に向かって僅かな傾斜があるため、内蔵キーボードのタイピングもMacBook Proより快適だ。何も役に立たないTouch Barではなく、実用性と操作性を兼ね揃えた物理ファンクションキーが搭載されている点も魅力的だ。

この傾斜がタイピングの快適さにつながる

なぜこの構成なのか

選んだ構成は、フルスペックのM1チップ、16GBのメモリ、1TBのストレージ。キーボードは絶対に譲れないUS配列だ。

M1 MacBook Airには8コアGPUモデルと7コアGPUモデルがある。僕は学生に戻ってもゴリミーを運営しているに違いない。GPUを必要とする作業はほとんどないが、「どうせ買うならスペックの良いもの」と言っている自分が想像できるため、フルスペックのM1チップを選んだ。

マシーンパフォーマンスが作業遅れの言い訳にならないよう、メモリは16GBを選択。僕はあれこれアプリケーションを立ち上げながら作業をすることが多いため、搭載メモリは「十分」よりも「必要以上」ぐらいのほうが安心だ。

ストレージは、現状のストレージを参考に1TBを選んだ。M1 MacBook AirはThunderbolt/USB4が左側に2つしか搭載されておらず、状況によっては外部ストレージが接続できないリスクもある。1TBがあれば基本的に内蔵ストレージで事足りるだろう。写真のRAWデータはファイル容量が大きいため、保存用としてクラウドストレージも併用していきたい。

ポートが左側に2つしかない

新学期キャンペーンを活用するべき理由

僕が選んだ構成の価格は税込170,280円。Apple Storeで使用できる18,000円相当のギフトカードがもらえるため、実質152,280円で購入できる。

新学期キャンペーンで購入する最大のメリットは、ただでさえ安く購入できる学生・教職員ストアから、さらに18,000円のギフトカードがもらえること。同一モデルを通常公式サイトで購入した場合、価格は税込186,780円。ギフトカードを抜きにしても16,500円安く購入できる。（約10％オフ）

通常価格＝Apple公式サイトより

実は他にもMacBook Airを安く手に入れる方法がある。Mac整備済製品であれば、同じモデルが税込158,180円で購入できる。ギフトカード分を含めれば新学期キャンペーンのほうがお得だが、Apple Storeが取り扱う商品に興味がない、周辺機器を買う予定がない、などの理由があれば整備済商品を狙ったほうが良い。

ただし整備済商品は、常に在庫があるわけではない。特にM1 Macは人気があり在庫が復活直後に売り切れてしまうため、常に張っていなければ購入が難しい。また英字（US）配列のキーボードを選ぶことができない。僕は英字配列は絶対に譲れない条件。そのためMacの整備済商品は購入できない。

Apple公式サイトよりキャプチャ

Appleギフトカードで何を買うか

新学期キャンペーンで購入すると進呈される18,000円相当のApple Storeギフトカードで買うものも考えておく。

AirPods Proを持っていなかったら、真っ先に買うだろう。通常価格は30,580円だが、ギフトカードを駆使すれば12,580円で購入できる。すでに持っている場合は、自宅用としてHomePod miniを2台用意し、ステレオスピーカーとして使いたい。かかる金額は5,760円だ。

画面用保護フィルム、外付けドライブ、USB-Cハブ、持ち運び用の充電器やケーブルなどは、Apple Storeで買わずにAmazonで探したほうが選択肢が広がる。ただし「Incase 13インチCompact Sleeve in Flight Nylon for MacBook Air and MacBook Pro」のイエローには惹かれる。柄違っても良さそうだ。

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皆さんは、今から学生に戻るとしたら、どのMacを買うだろうか。理由とともに、コメント欄で教えてもらいたい。