あーやっぱり。M2 MacBook Airの256GBのSSDは遅い
高負荷時だけではなく、仮想メモリ使用化におけるパフォーマンスの低下が懸念される
M2チップを搭載したMacBook Air(2022)の256GBモデルは、13インチMacBook Pro(2022)と同様にSSDのパフォーマンスが低い。同じ仕様のM1モデルと比較して、読み込み速度・書き込み速度が半分程度であると判明した。
Mac OTAKARAが公開したベンチマークスコアによると、書き込み速度は2,089MB/s、読み込み速度は1,036MB/s。M2 MacBook Proの256GBモデルと同等の速度だった。
Apple「M2 Macは実作業のパフォーマンスが高速化している」
The VergeはAppleの広報担当者より、256GBモデルはNANDフラッシュメモリチップが1つしか搭載されていないことを確認。M1モデルは128GBチップが2つ搭載されていたが、M2モデルは256GBチップが1つになっており、パフォーマンスの低下を招いている。
Appleによると、従来よりも高密度のNANDチップを採用することで256GBのストレージを1つのチップで実現。「ベンチマークテストでは旧モデルと比べて違いが見れる可能性はあるが、M2ベースシステムは実作業におけるパフォーマンスが高速化している」とコメントしている。
「実作業におけるパフォーマンス」が何を指しているかは不明。M2 MacBook Proの256GBモデルは、低速SSDが動作への影響が確認されている。物理メモリに余裕がある状況ではM2チップの恩恵に預かれるが、仮想メモリを使用する状況下では明確にパフォーマンスが低下する。
Adobe製品を複数使用するなど、負荷の高いアプリケーションでマルチタスクを行う場合は、少なくとも512GB以上のモデルを選択したほうが良さそうだ。
M2 Mac × 256GB問題
2022.06.28
関連キーワード
多分Appleは、フラッシュメモリが最新世代になったんでランダムアクセスが高速化してることを言いたいんじゃないですかね
M2 SSDでも同じ現象が起きてます
中身一緒なのはM2チップだけであって、構造は異なる可能性があったかと思うんですが……!
そりゃ中身一緒だし、当然そうなるわね