MacBook ProとiPad Pro(Sidecar)、最適なコンビを考えてみた
外出での作業を快適にしてくれる組み合わせをあれこれ試した結果、意外な結論に至った

僕のメインマシーンは、13.3インチのディスプレイを搭載するM1 MacBook Pro。自宅では、34インチの5K2Kウルトラワイドモニターと27インチの4Kモニターを組み合わせてM1 MacBook Proをデスクトップ化しており、画面スペースには困らない。
充実した自宅の作業環境に慣れてしまうと、出先での作業が困る。7枚のディスプレイを搭載したノートパソコンであればまだしも、基本的には内蔵ディスプレイのみで作業を行い、必要に応じてiPadをMacのサブディスプレイとして使用できるSidecar機能を活用している。
MacとiPadを使い自宅外でも快適に作業できる環境を構築するために、画面スペース、重さ、使い勝手のバランスが最も優れているMacBook ProとiPad Proの組み合わせは何なのか、考えてみた。
MacBook ProとiPad Proの組み合わせ
あらゆるMacとiPadの組み合わせを検証すること難しいため、13インチと16インチのMacBook Pro、11インチと12.9インチのiPad Proを使ったSidecar作業環境を比較した。写真は固定された位置から撮影されているため、2つのデバイスが取る物理的なスペースの参考にしてもらいたい。
13インチMacBook Pro+11インチiPad Pro
13インチMacBook Proと11インチiPad Proの組み合わせは、最もコンパクトかつ軽量だが、画面スペースが最も狭い。2つのデバイスの合計重量は、1,868g(1,400g+468g)。なるべく荷物を増やさずに、画面スペースを拡張したい場合に有効な組み合わせだ。
13インチMacBook Proのデフォルト疑似解像度は1,440 x 900。最も画面スペースが広くなる「スペースを拡大」した状態を指定しており、擬似解像度は1,680 x 1,050となっている。
11インチiPad ProをSidecarで使用したときの疑似解像度は、1,194 x 834。サードパーティアプリケーションを使用しない限り、Sidecarディスプレイの解像度は変更できない。

13インチMacBook Pro+12.9インチiPad Pro
13インチMacBook Proと12.9インチiPad Proの組み合わせは、合計重量が2,084g(1,400g+684g)になる。11インチと比べて重くなるが、画面スペースは広くなる。
12.9インチの場合、疑似解像度は1,336 x 1,024で表示される。13インチMacBook Proのデフォルト疑似解像度に近い解像度で表示できるため、使いやすい組み合わせだ。

16インチMacBook Pro+11インチiPad Pro
16インチMacBook Proをメインマシーンとして使用した場合はどうか。内蔵ディスプレイが劇的に広くなり、画面スペースは格段に広くなるが、重量は増す。11インチiPad Proと組み合わせた合計重量は、2,468g(2,000g+468g)になる。
16インチMacBook Pro+12.9インチiPad Pro
16インチMacBook Proを12.9インチiPad Proとの組み合わせは、作業スペースは最も広くなるが、重さも最も重くなる。合計重量は合計重量は2,684g(2,000g+684g)だ。

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えーーーー嬉しい……。もんさんのコメントだけでこの記事に割いた時間が正当化されましたwありがとうございます!
こういう痒いところに手が届く記事、大好き。
派手な記事じゃないかもしれないけど、すごく参考になります。