新型MacBook Pro、”超広帯域メモリ”を搭載か
メモリ帯域は33%増加、バッテリー消費は20%削減可能とされる、Samsungの最新LPDDR5Xメモリを採用か
新型14インチ/16インチMacBook Proは、「広帯域かつ高速」のメモリ(RAM)を搭載する可能性がある。Mac StudioやStudio Displayの情報を正確に言い当てた実績を持つ、MacRumors Forumの投稿者Amethyst氏が明らかにした。
14インチ/16インチMacBook Proの現行モデルは、Samsung製LPDDR5メモリチップを搭載。メモリ帯域は搭載チップによって異なり、M1 Proチップは最大200GB/s、M1 Maxチップは最大400GB/sとなっている。
MacRumorsはSamsungの最新LPDDR5Xメモリを採用する可能性を指摘。メモリ帯域は33%増加、バッテリー消費は20%削減可能とされており、理論上、M2 Proチップは最大300GB/s、M2 Maxチップは最大600GB/sのメモリ帯域になる。
Appleに詳しいBloombergの名物記者Mark Gurman氏によると、新型MacBook Proは外観の変化はなく、内部仕様のアップグレードに留まるという。M2 Maxチップは8つの高性能コアと4つの高効率コアから構成された12コアCPUと、38コアのGPU、最大64GBのメモリ(RAM)を搭載すると予測している。
Amethyst氏とMark Gurman氏の予測が正しければ、新型MacBook Proの最大搭載可能メモリは変わらないが、メモリ性能が大幅に改良され、パフォーマンス向上が期待できる。
また高効率コアが2つから4つに増えることで、高い処理性能を必要としないタスクを少ない電力消費でこなせるようになる。バッテリー性能が改善される可能性がある。
新型MacBook Proは11月に正式発表されるとの噂だ。なおAmethyst氏は、米国以外では現行モデルから10〜30%の値上げになる可能性を予測している。現在は14インチモデルが274,800円から、16インチモデルが338,800円から購入できる。
Apple公式サイトを確認します。
33%の帯域upなら266GB/sと533GB/sだと思います