株式会社インデックス、民事再生申し立てを発表!負債額は約245億円…
粉飾決算は事実だったようだ。
約2週間前、粉飾決算の疑いをかけられていた株式会社インデックスだが、つい先程正式に民事再生申し立てを発表し、受理された。負債額は約245億円と言われている。
今後はスポンサーを募集して事業譲渡を検討
これまでの流れを簡単に説明すると、6月12日に株式会社インデックスは関連会社と架空取引によって売上高を水増ししていた疑いがかけられ、証券取引等監視委員会による強制調査が入った。
「ペルソナ」シリーズを始めとした「アトラス」ブランドを持つインデックス。元々はiモード向け公式課金コンテンツで大きく成長した企業。旧タカラの筆頭株主になったり、民放の大規模投資を受けるなどしたが、海外事業が大きく失敗してしまい多額の損失を出してしまったようだ。フィーチャーフォンからスマートフォンの流れに乗れなかったことも大きな要因とされる。
今後はスポンサーを募集して事業譲渡を検討中。会長を務める落合正美氏、社長を務める落合善美氏は夫婦。民事再生手続きの目処がついた段階で辞任する意向だ。
モバイル業界としては言うまでもなく、かなりのビッグニュース。ガラケー時代に一世を風靡したあのインデックスが民事再生を申し立てるとは、同じ業界で働く身分としてより一層気が引き締まる思いだ。
(via ITmedia)
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