NEC、スマートフォン事業撤退を正式に発表!パナソニックもドコモ向けスマホの開発中止を検討中?!
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今月半ばに伝えたNECカシオのスマートフォン事業撤退だが、本日スマホ事業から撤退すると正式に発表したようだ。ガラケー時代は王者として君臨していた、あのNECがいなくなると思うと非常に複雑だ。
ただ、今回はNECだけではない。パナソニックの記者会見にて河井常務がスマホ事業の厳しさについて言及し、「近々に方向性を出す」とコメントしたと日本経済新聞が報じている。NECに引き続き、さらにパナソニックもスマホ事業撤退の可能性は十分にあり得る…。
NEC、パナソニックどちらも「ツートップ戦略」による打撃
先日の記事でも書いた通り、NECが撤退を余儀なくされたのは他でもなくドコモの「ツートップ戦略」に起因する。ただでさえ出遅れていた国内メーカーのスマートフォン事業をドコモが自ら潰すという結果になった。
パナソニックも同様の仕打ちを受け、今後自社のスマホ事業について検討中であると述べている。同社の携帯電話事業は現在54億円の営業赤字を抱えている。
「近々に方向性を出して行かなくてはならない」と述べたパナソニックの河井常務だが、最悪の場合、NECと同じ展開になることも覚悟する必要がある。
国内メーカーが次々と倒れていくモバイル業界。残された富士通、シャープ、ソニー、京セラの4社は今後どのように戦うのだろうか。
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