ディスプレイが透過して見えるケータイ ー Xperia Pureness
【img via GSMArena.com】
このケータイ、見ての通り、ディスプレイが透過して見える。ディスプレイが透過しているなんてコンセプトモデルだろう、と思われる方も多いかもしれないが、実は、2010年3月頃に製品化されたSony Ericssonのフィーチャーフォンである。
▽開封の様子と合わせて下記動画をどうぞ。
実はこのXperia Pureness、たまたま昨日 @chabose と飲んでいて話題になったケータイである。今年一年でスマートフォンが一般的に普及し、ガラケーと呼ばれている端末の占める割合は今後右肩下がりに減っていく一方で、完全に市場からなくなる、ということは到底考えにくい。実際、仕事上必要というのもあるが、僕も未だにガラケーは手放せないでいる。
ただ、どうあがいても今後ガラケー市場は縮小することは眼に見えている。であれば、ガラケーは僕のような二代目需要を意図的に狙った端末を開発したらどうなのだろうか。ブラウジングやアプリはスマートフォンで出来るようにする一方で、メールや電話をガラケーにしておきたい人も、多くはないかもしれないが少なくもないだろう。
Xperia Purenessを紹介したのは、日本メーカーには二代目需要を意図的に狙ってもっとぶっ飛んだ機種を作っていって欲しい、という強い思いと願いがあるから。このままいけば、これまでモバイル先進国と言われてきた日本が今年一年で一気に存在感が失われてしまう。日本の技術会ってこその日本のモバイル市場、日本のモバイル市場あってこその世界のモバイル市場である。電話とメールと簡単なブラウジングさえ出来れば十分。無駄な大人の事情は捨て、ある意味諦めの境地に達して、誰も想像しなかったようなぶっ飛んだ端末を開発して世に送り出してほしい。頑張れ、日本のメーカー!