楽天モバイルが繋がりやすくなるかも。プラチナバンドを正式獲得
700MHz帯の3MHz幅×2を利用したネットワークを提供へ
楽天モバイルは10月23日、「プラチナバンド」とも呼ばれる700MHz帯の割り当てを受けたと発表した。早速700MHz帯を活用したモバイルネットワークの構築を開始し、より高品質な通信環境の実現を目指すという。
開設計画は、各種準備作業日程等を考慮し期日を設定しているものの、「できるだけ早期の運用開始を目指して準備を進める」としている。また、楽天モバイル独自のネットワーク技術および既存の基地局サイトを生かし、コストを抑えた効率的な基地局開設を行う予定だ。
「プラチナバンド」って何だっけ?楽天モバイルにとっては今がチャンス
プラチナバンドとは、700〜900MHzの周波数帯を指す。広範囲に届く電波特性により限られた基地局数で拾いカバーエリアを実現できることから、事業者にとっては設備投資を抑えることができ”プラチナ”との愛称が付けられている。
ドコモ、KDDI、ソフトバンクはいずれもプラチナバンドを獲得し利用できる。3社は50MHz幅ずつ割り当てられているが、今回楽天モバイルが獲得したのは700MHz帯の3MHz幅を2カ所。3社に比べて帯域幅が小さいため、収容可能なユーザー数が他より少ないとの懸念がある。
ドコモは現在、繋がりづらさが話題となり「仕事にならない」「都市部での速度が遅すぎる」などとユーザーから不満が爆発。300億円の先行投資を行い対策を進めると発表しているが、通信できないスマホは文鎮同然。業界勢力がひっくり返るほどのインパクトではないとしても、楽天モバイルからすれば絶好のチャンスだろう。
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