AirPods 3、発表は今月？今年後半？著名アナリストとリーカー、意見が不一致

低価格帯の競合製品登場により、AirPodsの勢いは落ちている？

Ming-Chi Kuo氏の最新レポートでは、AirPodsの売上低下を指摘。2021年の第1四半期から第3四半期までのAirPodsの出荷台数が、2020年同期比で25％減少するという。

第4四半期は「AirPods 3」の登場により、昨年同期比と同等の出荷台数になる見通しだが、2021年通年での出荷台数は昨年比で9,000万台から7,800万台まで減少すると報告している。

売上が落ちている要因は、競合製品の台頭による市場シェアの低下だとMing-Chi Kuo氏は指摘する。AirPods Proは、AirPods 2よりも低いレイテンシやノイズキャンセリング機能が搭載されているが、「多くの消費者は100ドルの価格差を正当化できずにいる」そうだ。

Ming-Chi Kuo氏は、AppleがAirPodsの出荷台数を増やすのであれば、健康管理機能などハードウェア面の革新が必要だと分析している。過去にはAirPods 2がヘルスケア（健康管理）機能に対応する、と噂されていた。

（Source: MacRumors）