【レビュー】耳に掛けるタイプ!「SoundPEATS Q9」は3,000円以下で購入できるスポーツ用ワイヤレスイヤホン
運動を継続することが難しい理由の1つとして運動中が暇、ということが挙げられるかもしれない。僕は経験上、ノリの良い音楽を流しているだけで調子が上がるが、そのためには運動の邪魔にならないイヤホンが必要不可欠。
以前レビューした、想像以上に良い音質で手が出しやすい価格で購入できる「SoundPEATS QY7」は非常にコストパフォーマンスの高いワイヤレススポーツ用イヤホンだ。
今回は同じメーカーから「SoundPEATS Q9」を提供して頂いた。同じく3,000円以下で購入できるコストパフォーマンスの高いスポーツ用ワイヤレスイヤホンなので、早速紹介する!
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耳に掛けてしっかり固定!フィット感が抜群!
本体の他、イヤピース、ケーブルの長さを調整するクリップや服に固定するクリップ、ケース、充電用のMicro USBケーブルが同梱されていた。
これが「SoundPEATS Q9」の本体。羽根型パーツを取り付ける「SoundPEATS QY7とは異なり、耳の裏に引っ掛ける作りとなっているため、見た目は少し不格好。
とは言え、そんなことはどうでも良い。大事なのは運動中にしっかりと耳にフィットし、それなりの音質で音楽を楽しむことができるかどうか。
左右のイヤピースを細かくチェック。こちらは左耳用イヤピース。SoundPEATSのロゴがある他、特に目立った特徴はない。個人的には赤いラインが格好良いと思っている。
続いて右耳用イヤピース。デザインは概ね同じだが、充電用ポートと操作用ボタンが用意されている。
充電用ポートは下にある。連続通信時間は6時間も持つ「SoundPeats Q9」。充電には2時間を要する。蓋の部分が少しゆるいのが気になるが、使っている時に外れるようなことはなかった。
右耳イヤピースの上に3つの操作用ボタンが用意されている。左右が音量の上下、中央が再生・停止ボタンとなっている。再生・停止ボタンは電源ボタンとしても機能し、長押しで電源のオン・オフを切り替えることができる。デバイスとペアリングする時は電源ボタンを押しっぱなしにすることによってペアリングモードに入る。
音質は少しこもり気味だが、運動用としては問題なし
これまで「SoundPEATS QY7」を使用し、最近は「JayBird X2」を使ってランニングをしていた。今回試した「SoundPEATS Q9」は果たしてどうなのか。
まず、付け心地に関しては実は3つの中で「SoundPEATS Q9」が最も気に入っている。羽根型のパーツで耳の中で固定するのは嫌いではないが、耳の裏で固定した方が個人的には好きだ。
音質に関しては残念ながら「SoundPEATS QY7」は壊れてしまったため比較することができなかったが、さすがに「JayBird X2」の方がよりクリアでスッキリとした音質であるように感じた。ただし、3,000円という価格であること、そして運動用に使うということを考えると十分だろう。
使用した回数はたかが知れているが、音飛びは一度も経験していない。電源ボタンを押してからの起動と終了は必要以上に待たせられることなく、スムーズに完了する。
また、電源のオン・オフを切り替える時に余計な音声案内がなく、音階による操作音で状態を知らせてくれるのはとても良い。これは完全に個人的な考えだが、音声案内は正直あまり好きになれない。
では「SoundPEATS Q9」は「買い」なのか。答えは「買い」だ。
運動用として使うことを割り切るのであれば、3,000円以下でこの性能と機能があれば十分。僕のように汗だくゆえに半年程度で壊してしまうという経験が過去にあるならば「SoundPEATS Q9」はベストチョイス。
「SoundPEATS QY7」と「SoundPEATS Q9」のどちらかを選ぶとすれば、僕はフィット感という点で「SoundPEATS Q9」を選ぶだろう。やはり耳掛けタイプは耳に対する負担が少ないように感じる。
夏は終わりに向かっているが、だからと言って運動を止めていいということではない。運動は習慣。習慣化するためには運動のお供を手に入れてモチベーションをキープしましょう!
「SoundPEATS Q9」は記事執筆時点で2,999円で販売中。気になる人は以下からどうぞ!
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QY7がすぐ壊れたので、同じメーカーのは様子見かな・・・