Anker、”AirPods 4 ANC対抗”の新型イヤホンを発売。着脱式イヤーウィング搭載で約半額
Soundcore Liberty Buds、インナーイヤー型でノイキャン搭載は初。LDAC対応で最大30時間再生、税込12,990円
Ankerのオーディオブランド「Soundcore」より、アクティブノイズキャンセリング機能を搭載した新型イヤホン「Soundcore Liberty Buds」が本日11月13日より発売された。インナーイヤー型でアクティブノイズキャンセリングに対応するのは、Soundcoreとして今回が初となる。
Soundcore Liberty Budsは、カナル型の没入感とオープンイヤー型の解放感を兼ね備えたインナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホンだ。これまで顧客から寄せられていた「ノイズを低減したいが、長時間装着すると蒸れや疲れが気になる」という声に応える形で開発された。
AirPods 4 ANCモデルに対抗する製品
本製品は、Appleが2024年に発売したAirPods 4のANC対応モデル(税込29,800円)に対抗する製品として位置づけられる。インナーイヤー型でノイズキャンセリング機能を搭載している点は共通しているが、それぞれに異なる魅力がある。
Soundcore Liberty Budsの大きな強みは、着脱可能なイヤーウィングが4サイズ付属している点だ。AirPods 4にはない装着感のカスタマイズ性を備えており、耳の大きさや好みに合わせて装着時の安定感を高められる。運動時や移動時など、イヤホンが外れる心配を軽減したい人にとっては魅力的な選択肢になるはずだ。
充電方式やバッテリー性能での違い
一方でAirPods 4 ANCモデルが優れているのは充電方式だ。AirPods 4 ANCの充電ケースはUSB-C充電に加えてQi規格のワイヤレス充電やApple Watch充電器にも対応している。対して「Soundcore Liberty Buds」はUSB-C充電のみとなっており、ワイヤレス充電に慣れてしまった人は注意が必要だ。
バッテリー性能ではSoundcore Liberty Budsに分がある。イヤホン単体で最大7時間(ANC OFF時)、充電ケース込みで最大30時間の音楽再生が可能だ。AirPods 4 ANCモデルはイヤホン単体で最大4時間(ANC ON時)、充電ケース込みで最大20時間(ANC ON時)となっており、長時間の外出や旅行では「Soundcore Liberty Buds」のほうが安心できる。
音質とコーデック対応の優位性
音質面では、Soundcore Liberty Budsがハイレゾ再生可能な高音質コーデック・LDACに対応している点が注目に値する。従来のBluetoothコーデックSBC(328kbps、44.1kHz時)と比較して3倍の情報量を伝送できるため、原音に近い音質を楽しめる可能性がある。AirPods 4 ANCモデルはApple独自のオーディオ技術に最適化されているものの、LDAC非対応のため、Android端末でハイレゾ音源を楽しみたいユーザーにはSoundcore Liberty Budsが有利だ。
ただし実物を試せていないため、音質の詳細な比較はできていない。インナーイヤー型でありながら周囲の音をある程度軽減したいというニーズに対して、AirPods 4以外の選択肢を検討している人にとっては、価格面でも魅力的な製品になるだろう。
機能面での充実度
その他の機能として、4つのマイクとAIノイズ低減機能を搭載しており、通話やウェブ会議でもクリアな音声を届けられる。IP55の防塵・防水規格にも対応しているため、雨や汗にも強く、日常のあらゆるシーンで活躍するはずだ。マルチポイント接続にも対応しており、複数デバイス間をシームレスに切り替えられる。
Libertyシリーズで最小・最軽量となる片耳約4.9g(イヤーウィングサイズ2装着時)のコンパクト設計も魅力だ。長時間使用しても蒸れにくく、耳への負担が少ないため、通勤時や作業中にも快適に使用できるだろう。
販売情報
カラーバリエーションはミッドナイトブラック、パールホワイト、スカイブルーの3色を用意。価格は税込12,990円で、Anker Japan公式オンラインストア、直営店Anker Store、Amazon.co.jp、楽天市場、および一部家電量販店等で販売される。
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