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【レビュー】Soundcore Vortex ワイヤレスヘッドホンーーエントリーモデルとは思えないクオリティ

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リーズナブルな価格で快適なフィット感、タッチパネルによる操作性、そしてノイズキャンセリング機能というハイエンド機能を約1.5万円という極めてリーズナブルな価格で実現したAnkerのワイヤレスヘッドホン「Soundcore Space NC」は非常にコストパフォーマンスが良い。

ただ、見た目としてはエントリーモデルとして同時に登場した「Soundcore Vortex」の方が好み。1台サンプルとして提供して頂いているので、外観や使い勝手、音質などを紹介する!

「Space NC」より重いが、フィット感は変わらず快適

Soundcore Vortex」の外観は「Beats Studio3 Wireless」を彷彿させるデザインだ。
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イヤーパッドに厚みはあるが、丸みのあるデザインのお陰なのか、つけていても”出っ張っている感”が多少抑えられている印象を受ける。
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ヘッドホンの見た目を重要視している僕としては、僕の中の合格ラインを超えていると感じる。これなら首に掛けていても様になる。
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Soundcore Space NC」は「デザインに高級感がない」と酷評したが、「Soundcore Vortex」はハウジング部分にあるリング状のデザインがちょっとした高級感を演出している。
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見た目だけではなく、付け心地もよくできている。イヤーパッドのクッション性は「Soundcore Space NC」に負けず劣らず快適。
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ヘッドバンドもしっかりとクッション性があり、快適。
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ただし、「Soundcore Space NC」と付け心地を比較するとSoundcore Vortex」の方が劣るという印象を受けた。

というのもワイヤレスヘッドホンを活用しているのは作業中のことが多く、長時間使用することが多い。そのため、軽ければ軽い方が首や肩に対する負担が少ない。

Soundcore Space NC」は259gだが、「Soundcore Vortex」は288g。この29gというわずかな差でも僕の身体は反応し、より軽い方が快適に感じるのだ。

専用のハードケース、ボタン操作は覚える必要あり

Soundcore Vortex」にも持ち運び用の専用ケースが用意されているが、どことなく「Beats Studio3 Wireless」に同梱されているものと似ている。
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ケースへの収納方法も同じ。ヘッドバンドの一部が折り畳めるような仕組みになっている。
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本体にはAUXケーブルと充電用のMicro USBケーブルが同梱されている。
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AUXケーブルには通話用のボタンも用意されている。
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これらのケーブルは専用ケースに収納できるポケットが用意されている。
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操作用のボタンは右耳のハウジングに用意され、表側に電源ボタン、裏側に音量ボタンが配置されている。このボタン配置は「JBL EVEREST 300」と似ている。
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曲の再生・停止は電源ボタンを使用して行うが、曲飛ばし・曲戻しは音量ボタンの長押しで行う。実はこの音量ボタンの突起が非常に少なく、身につけた状態だと上下ボタンが非常に分かりづらいという欠点がある。これは非常に惜しい。
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中音域と高音域が聞こえやすく、低音も十分楽しめる音質

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実際の音質はと言うと、正直なところ、これは「Soundcore Space NC」よりも好み。ハイエンドモデルよりもエントリーモデルの方が音が気にっている。「Soundcore Vortex」の方が中音域や高音域が聞き取りやすく、よりクリアな音質であるような印象を受ける。

ノイズキャンセリング機能は用意されていないが、オーバーイヤー型のヘッドホンであるため、それなりの遮音性は実現できている。自宅で使っていて、妻がドアを開けて部屋に入ってきたことに気付かないぐらいには十分な遮音性がある。

電池持ちも非常に優秀で、約2.5時間の充電で最大20時間も使用可能。毎日1時間の通勤・通学で使用したとしても1週間は余裕で乗り切ることができる。オフィスでも使用する場合はAUXケーブルで有線接続すれば電池も節約できる。

Soundcore Vortex」の価格は5,999円。エントリーモデルとしては個人的にもオススメできるワイヤレスヘッドホンだと感じている。

iPhoneのヘッドホン端子廃止によるワイヤレスオーディオ・ブームにまだ乗り切れていない、という人は購入を検討してみてはいかがだろうか!ノイズキャンセリングが欲しい、という人は「Soundcore Space NC」をチェックするべし!

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更新日2019年06月10日
執筆者g.O.R.i
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