Amazon、Androidから独自OSへ順次切り替え。Echo Show 5で適用済みか
各種ストリーミングサービスは、Vega OS向けにアプリを作り直す必要がありそう
AmazonはFire TVデバイスの動作OSをAndroidから独自OSに順次切り替える可能性がある。Janko Roettgers氏によると独自OSのコードネームは「Vega」。早ければ来年にFire TVに採用されるという。
しかし独自OSはすでに取り入れられている可能性がある。Zatz Not Funny!によると、Echo Show 8(第2世代)では「Fire OS 7.5.6.1」と表示されているが、最新のEcho Show 5(第3世代)にはFire OSではなく「OS 1.1」と表示されている。独自OSを採用していることが確認できたという。
Vega OSの詳細は不明だが、表立って確認できる範囲ではFire OSと似ている。LinuxをベースとしたOSとなっており、開発は進んでいる状態と見られる。Amazonは一部のパートナーに独自OSへの切り替えを通達していたそうだ。
独自OSの採用により、ストリーミングサービスなどを提供するデベロッパーはアプリの再開発が求められる。Amazonの発表によると、Fire TVデバイスの販売台数は全世界で2億台を突破。デベロッパーに苦労を強いても付いてきてくれる自信があるのだろう。
独自OSへの採用は、収益率の向上や開発スピードの自由度に貢献するはずだ。一方でAndroid OSを採用していたからこそ可能だったアプリのサイドローディングなど、ユーザー側の自由度が失われることを懸念する声も挙がっている。
(Source: Zatz Not Funny! via The Verge)
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