Apple Watch Series 6、正式発表!進化した4つの機能
血中酸素濃度センサーの搭載、性能が向上したS6チップ、急速充電対応、より明るくなった常時オンディスプレイ
Appleは9月16日、スペシャルイベント「Time Flies」で、Apple Watchの最新モデル「Apple Watch Series 6」を正式に発表した。
主な特徴は以下のとおり。
- 血中酸素濃度センサーを搭載
- A13 BionicをベースにしたS6チップ(前世代より20%高速化)
- 常時オンディスプレイを搭載(前世代よりエネルギー効率が向上)
- 常時計測の高度計を搭載
- 1.5時間でフル充電する急速充電をサポート
- U1チップ搭載、UWBをサポート
- ファミリー共有設定に対応(GPS+Cellularモデル限定)
一見するとApple Watch Series 5と比べて大きく変わっていないような印象を受けるが、健康管理、チップ性能、ディスプレイ、充電速度などの面で確実に進化している。
Series 5と比べて進化した、注目するべき4つの機能
健康管理:血中酸素濃度センサー搭載
Apple Watch Series 6は、体内酸素レベルをいつでも計測可能にする新しい血中酸素濃度センサーを搭載している。体がどれだけ酸素を取り込んで体内に供給しているかを知ることで、健康状態を把握できる。
残念ながら医療目的では利用できず、Apple公式サイトにも「自己診断または医師との相談を含む医療での使用を目的とするものではなく、一般的なフィットネスとウェルネスのみを目的としています」との注意書きがある。
高心拍数と低心拍数の通知機能、緊急SOS、海外における緊急通報、転出検出、騒音のモニタリングなど、健康および安全に配慮した機能は引き続き搭載される。
体内の酸素状態を計測し体調管理を行う目的で、パルスオキシメーターを導入するスポーツ選手は多いという。パルスオキシメーターは血中酸素飽和度を計測する。
血中酸素飽和度は一般的に96〜99%は正常値とされ、体に疾患があったり体調不良などを起こしていると数値が低下する。株式会社日本医療器研究所によると、一般的に90%を切れば(急性)呼吸不全と判断される。平常値から唐突に3〜4%の下降した場合、何らかの急性の疾患を引き起こしている可能性があるという。
チップ:A13 BionicベースのS6、UWB用にU1を内蔵
Apple Watch Series 6に内蔵されるS6チップは、iPhone 11シリーズに搭載されているA13 Bionicをベースにしたデュアルコアプロセッサー。S5チップと比べて処理能力が20%高速化され、アプリの起動も20%早くなった。
U1チップも内蔵し、超広帯域無線通信(Ultra Wide Band、UWB)をサポートする。また高度計は常時計測が可能になった。
充電:急速充電に対応
Apple Watch Series 6は急速充電をサポート。従来よりも20%高速化され、約1時間で80%、約1.5時間でフル充電が可能だ。残念ながら電池持ちは従来から変わらず、18時間のままだ。
常時オンディスプレイ:2.5倍明るくなった
常時オンディスプレイは、Series 5と比べて約2.5倍も明るくなった。ディスプレイが暗くなった状態でも、ユーザーは通知センター、コントロールセンター、コンプリケーションの起動、文字盤の変更が可能だ。
9月16日予約受け付け開始、19日より発売へ
Apple Watch Series 6には、アルミニウム、ステンレススチール、チタニウムのケースがラインアップ。セラミックは廃止された。
ケースの仕上げ(カラー)はグラファイト、ブルー、レッドが加わり、スペースグレイ、シルバー、ゴールド、スペースブラック、チタニウムの合計8種類が用意されている。バンドタイプはソロループ、ブレイデッドソロループが加わり、スポーツバンド、スポーツループ、レザー、ステンレススチールの6種類がある。
Apple Watch Series 6は、9月16日より予約受付を開始し、19日から発売する。価格は42,800円(税別)から。
おー!
真剣に検討ですな!
使えますよー!
血中酸素濃度センサーは医療目的じゃないなら日本でも使えるのかな??
着けるときはラグのところで、外すことはできないからハサミで…。
…冗談ですよ!
あれって結局どうやって装着するんですか?伸縮するみたいなイメージであってますかね??
レザーリングバンドはだいぶ前にリーク情報が流れてましたが本当に来ましたね!
そしてソロループはApple限定販売のようです サイズが多いからなんでしょうね