【検証】Apple Watch Series 6の常時計測する高度計の実力は?
本当に常時計測するのか。また計測値は正確なのか。
Apple Watch Series 6には、常時計測する高度計が内蔵されている。Appleは「屋内でも屋外でもリアルタイムで高度さの記録を続けます」と説明しているが、本当に常時計測するのか。また計測値は正確なのか。
常時計測する高度計の実力を検証するため、ビルのエレベーターで計測してみた。
川崎マリエン:地上51mの展望室で計測
最初の計測値は、川崎マリエンの展望室。タワー棟10階、地上51mにある展望室となっており、川崎港や東京湾を行き交う大型船を眺めることができる。
タワー棟10階、地上51mにある展望室。360°のパノラマビューをお楽しみいただけます。航空写真を使用したジオラマも人気です。日本初! 案内タッチパネルを4台設置しました。
Apple Watch Series 6の高度計は、コンパスアプリのコンプリケーションとして文字盤に追加できる。僕はビルの中に入り、エレベーターを待っているときに計測したところ、明らかに不正確な数値が表示されていた。
ビルの中での計測は正確な数値が表示されない場合があり、一度屋外に出て計測値を更新したほうが良い。iPhoneのコンパスアプリも同じ仕様と見られる。
エレベーターで上昇するとどうじに、コンプリケーションの高度も上がっていった。確かにリアルタイムで高度を計測していることが確認できた。
ただし常時表示ディスプレイを有効にしている場合、表示が切れてしまうと高度のリアルタイム更新は無効化される。画面が再度点灯すると、最新の高度が表示される。
Apple Watch Series 6の高度計によると、高度は57メートル。公式サイトによると、川崎マリエンの展望室は地上51mだ。高度計として優秀であるとわかった。
一方でiPhone 11 Proのコンパスアプリは、なぜか10メートルと表示されていた。屋内は様々な障害物があり、計測結果に影響を及ぼしまった可能性がある。
横浜ランドマークタワー展望フロアスカイガーデン:271メートル
より高い高度でApple Watch Series 6の動作を確認するため、横浜ランドマークタワー展望フロア「スカイガーデン」で計測を行った。
スカイガーデンは地上273メートル。分速750メートルの日本最高速エレベーターに乗りながら、リアルタイムで高度が計測されているのを確認した。以下、上りエレベーターおよび下りエレベーターそれぞれで撮影した。
高度は、公称の高度と比べてわずか5メートルの誤差に収まっており、計測条件なども加味すると計測精度は高いと言えるだろう。
山道や雪山などで試すことはできなかったが、条件が悪い屋内施設での計測でも高い精度が出せることには驚いた。Apple Watch Series 6の常時計測する高度計は優秀だ。
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なるほどなるほど!!やってみます!!
高度計は地上からの高さじゃなくて、海面からの高さですよね。どちらの建物も標高6メートル位の場所に建設されている思うので、誤差1メートル位じゃないでしょうか。
次に検証する機会が有れば、建物の外で高度を計測し、展望台での計測値からひいた数値が、発表されている地上高とどれ位違うのか検証すると面白いと思います。
すみませんがベルトどのメーカーのでしょうか?