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「Apple 川崎」、グランドオープン!日本初のショッピングモール型店舗、ファミリー層を意識

神奈川県初のApple Store、家族連れが多く立ち寄るラゾーナ川崎プラザに誕生

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Apple初となる神奈川県内の店舗および国内初のショッピングモール型店舗として誕生した「Apple 川崎」が12月14日(土)、ついにグランドオープンした。ラゾーナ川崎プラザの中央を陣取るルーファ広場に面する場所に位置し、家族連れが集まる絶好の場所に最高の立地に建てることができたと感じた。

店舗としては特別目立った派手な特徴などはないものの、ラゾーナ川崎プラザというファミリーを中心とした人が多数集まる場所に、大小関係なく様々なアーティストや団体がイベントを行うルーファ広場に面した位置にApple Storeがあるということが魅力的なのだ。

Apple自身も「家族が集まる広場に、新しいApple Storeが生まれます」と説明していることから、ファミリー層を意識している店舗であることが分かる。

家族が集まる広場に、新しいApple Storeが生まれます。
ここは子どもから大人まで、誰もが好きなことを見つけて夢中になれる遊び場。
毎日無料で参加できるクリエイティブなセッションをたっぷり用意しました。
みんなで一緒に楽しみながら、創造力を大きく育てましょう。

本記事では、そのような観点から「Apple 川崎」を意識しつつ、グランドオープン当日の様子をレポートする!

オープンまで1,600人以上の行列、最終的には3,000人近くの行列か

Apple StoreがオープンするとAppleファンは並ぶ。なぜかと言うと、オープン日にしかもらえない記念品がもらえるから。あとは、新しいApple Storeがオープンするということは、新しいiPhoneが発表されるよりも珍しいから
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オープン前から並ぶことを考えると数時間立ちっぱなしになるが、それが耐えられるのであればApple好きならば十分に楽しめるイベントであると個人的には思っている。

10時オープン時点では1,600人以上並んでいたとされているが、その後も行列は続き、最終的には記念品の在庫数以上は並んでいた。正確な数値は分からないが、2,500人以上、もしかしたら3,000人近く並んでいたと予想され、日本国内でオープンしたApple Storeの中でも最も行列が長いApple Storeだったかもしれない

こちらが記念品の入った箱。カラフルな色合いが好きな僕としては、この箱はとても気に入った。中にはトートバッグ、バッジ、ステッカーが入っている。
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店内には早速バッジ(マグネット式)を耳につけてピアス代わりにしている青年がいた。めちゃくちゃいいじゃんこれ!
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一方で、トートバッグは帰宅後、長女の買い物バッグ的存在になった模様。楽しそうで何より。

目立った特徴はないが、だからこそ気軽に入りやすい&立ち寄りやすい

では何時間も並んで入店した「Apple 川崎」だが、特徴は、と言われると正直これと言ったものはない。過去1年間次々と登場したタウンスクエア型の店舗となっていて、中央には「ビデオウォール」こと巨大画面が鎮座している。
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その手前にはお馴染みの椅子があり、「Today at Apple」のセッションを行う際に使われる。単純に一休みするために座ってもOK。
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天井は特別高くもなく、「Apple 新宿」に近い。ただし、出入りできる場所が中央の入り口しかなく、今日のような混雑具合(通常では多分あり得ない)の時はやや不便。「Apple 新宿」は店内奥側にも出入り口が用意されていたため、通り抜きができて便利だった。
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完全ワイヤレスイヤホンの覇者と言っても過言ではない「AirPods」の前には「Apple 川崎」のプレイリスト「家族で楽しむベストソング」が表示されたiPhoneが設置されていた。従来のプレイリストは僕にとってイマイチ刺さらない内容だったが、今回のプレイリストは知っている曲も多かった。なぜDA PUMPの「U.S.A.」が選ばれなかったのかは謎だが……。

数少ない新しい要素として、「Powerbeats Pro」の展示機を見てきた。外すことはできないが、スタッフに声を掛けることによって別途試聴機を用意してくれるので、実際に装着感や音質などを試したい人は聞いてみるべし!
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新店舗ということもあり、人気商品の在庫は潤沢。こちらは「Powerbeats Pro」の別カラー。
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記事執筆時点では最短で2020年1月17日にしか受け取ることができない「AirPods Pro」も、この通り大量に展示。
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展示だけかと思ったが、スタッフが大量の在庫を抱えて歩きまわっていたので、オープン当日だけでも相当数売れたのではないだろうか。
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ヘッドホンエリアはお馴染みの棚。もちろん、これらも試聴することができる。
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Apple Watchも人気。
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店舗の手前側の机はすべてiPhoneだった。
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もちろん大量のiPhoneケースも棚に設置。自分のiPhoneに装着して試すことができる。
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iPad (第7世代)」と「Apple Pencil (第1世代)」も。
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現在大人気との16インチ型MacBook Proも展示されていた。
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Mac miniや「Mac Pro」など展示はなく、iPadラインナップは全モデルが展示され、おもちゃコーナーが限られた店内の中では少し広めに取られているような印象を受けた。これらのことから、やはり「Apple 川崎」はファミリーを意識したレイアウトになっているような印象も受けた。

Appleにとってもショッピングモール型店舗が重要性を増しそう

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「Apple 川崎」の最大の魅力は、ラゾーナ川崎プラザの中に位置していることであり、今までのApple Storeとは違った客層にリーチしやすくなったことではないかと思う。

Apple 新宿」を除き、国内の他のApple Storeは独立した店舗であり、何かをするついでに立ち寄るということは少なく、Apple Storeを目的として現地に向かい、用事を済ます、というパターンが圧倒的に多いのではないかと考えている。

「Apple 川崎」の場合、ショッピングモールありきの店舗だ。つまり、ラゾーナ川崎プラザに立ち寄る客も潜在的なApple Store来店者であり、売上も伸びる予感がする。

もし、自分が最新のiPhoneを見たいと思っている中学生や高校生だったとして、鬱陶しい店員さんに最新の機能をダラダラ説明してくる店員に絡まれるリスクを追ってまで電気屋に寄るのではなく、基本的には話しかけられない店員さんのいる、フラッと立ち寄れるApple Storeがあったらそっちを選ぶだろう。

近々家族を連れてエッグスンシングスのパンケーキを食べるという口実を作りつつ、新しいApple Storeを紹介したい。パンケーキからのApple Store、良いじゃない?

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執筆者g.O.R.i
コメント(2件)

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  1. g.O.R.i(コメントID:577043)
    コメント先:んちまみ(コメントID:577042)
    今度は空白地帯に作って欲しいな…仙台に再進出をはじめ、広島とか静岡とか。 四国は意外とIT企業の多い徳島(ブルーライトLEDの日亜とかジャストシステム等)とか面白いかも。

    うーん空白地帯は期待できそうにないですね……IT企業の多い場所であるかどうかも関係なさそうで、とにかく人が集まる場所であることが重要なんだと思います……?仙台の復活はもちろんのこと、北海道なども復活してほしいところですね…

  2. んちまみ(コメントID:577042)

    今度は空白地帯に作って欲しいな…仙台に再進出をはじめ、広島とか静岡とか。
    四国は意外とIT企業の多い徳島(ブルーライトLEDの日亜とかジャストシステム等)とか面白いかも。

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