Apple、日本でアプリ開発企業のスタートアップをサポートするプログラムを開始へ
日本でも2023年1月より、「App Store Foundations Program」を開始する
Appleは12月15日、App Store Foundations Programを日本に拡大すると発表した。提供開始は2023年1月上旬を予定。すでにヨーロッパ全体で何千人ものデベロッパーを支援してきた実績があり、日本での提供は、ヨーロッパ以外で初めての取り組みだ。
App Store Foundations Programとは、デベロッパーが世界クラスのアプリケーション体験を創造できるようになることをサポートするプログラム。プログラムに登録したデベロッパーは、グループセッションやネットワーキングセッションなど、密に協力し合える特別なカリキュラムが組まれる。
デベロッパーはプログラムのセッションを通じて、App Storeで国内のビジネスチャンスを捉えるための市場のインサイトやそれぞれのビジネスを成長させる方法について学ぶ。Apple Developer Programに登録したすべての日本のデベロッパーを対象としているが、特にスタートアップまたはごく初期段階のアプリケーション開発企業の参加を歓迎しているという。
学べる内容の一例として、AppleのテクノロジーおよびAPIを最大限に活用する方法、App Storeでの存在感を高める方法、ベンチャーキャピタルなどの起業資金を調達する方法に関するベストプラクティスなどが含まれている。
App Storeでの安全性と信頼性、ビジネスモデルの多様性、マーケティング、そして特にゲーム、ヘルスケアとフィットネス、教育アプリケーションに焦点を当てたセッションも用意されており、いずれの分野も日本市場向けの内容となっている。
プログラム終了後も、、デベロッパーは引き続きAppleのエキスパートにアクセスできる。卒業生ネットワークの一員となり、そこでほかのデベロッパーから学んだり、ベストプラクティスを共有したり、学習とアプリケーションの向上を継続できる。
iOSのアプリケーションが生み出す経済は現在、日本で数十万の雇用を支えており、日本のデベロッパーがデジタル商品やサービスを提供するアプリケーションを通じて得た利益は、2019年から倍増して500億ドル以上に上る。
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