「Apple TV」の次期モデル、「WWDC 2015」で発表へ

「いつになったら新しいモデルが出るんだ？！」と思っている人が多数いるであろう、「Apple TV」

先日のスペシャルイベントでは現行モデルが8,200円に値下げすることは発表されただが、待望の次期モデルの言及はなかった。

そんな待ちくたびれ気味の皆さんに朗報だ！元Re/code、現BuzzfeedのJohn Paczkowski氏によると、Appleは今年夏に開催予定の「WWDC 2015」にて「Apple TV」の最新モデルを発表すると報じている！

App StoreとSiriに対応、リビングルームに革命？！

「Apple TV」の現行モデルは2012年3月に発表されて以来、更新されていない。今回Paczkowski氏が伝えた内容は以前9to5Macが明らかにした薄型化された新型「Apple TV」が今年後半発売に向けて準備が進められているという噂と一致している。

次期「Apple TV」はメジャーアップデートになる予定。ハードウェアとしては、「iPhone 6」や「iPhone 6 Plus」に搭載されている「A8」チップを採用し、本体のストレージ容量も現行モデルの8GBよりは”遥かに多い”とのこと。まるで使えないリモコンも一新されるそうだ。

ソフトウェアとしては、Siriに対応する他、App Storeが用意される見通し。今年後半に発売されることに変わりないのであれば、「WWDC 2015」で発表するのは新しいApp Store向けのアプリケーションをデベロッパーに開発してもらうための期間を見越しての発表ではないかと推測される。

Paczkowski氏によると、新しい「Apple TV」は現行モデルようなセットトップボックスよりも大きな役割と果たすデバイスになるのではないかと指摘する。App Storeが用意されることによってテレビや音楽、ホームオートメーションに関する機能なども追加され、リビングルームにちょっとした革命を起こそうとしているように伺える。先日、Appleがウェブベースのテレビサービスを準備しているという噂もあった。

次期モデルの価格は明らかになっていないが、現行モデルよりは高くなることは明白。むしろ、個人的には今回「Apple TV」を値下げしたのは最新モデルとの差別化なのではないかと考えている。

3年以上アップデートされていない「Apple TV」。最新モデルは世間をあっと言わせるような進化を遂げて登場するのだろうか。

（via 9to5Mac）